潜在意識で夢を叶える方法とか引き寄せの法則などの夢実現に関する情報が随分と知られるようになってきましね。
私はそういった類の話大好きです。
でも、
「自分の夢がわからない」
「やりたいことが見つからない」
「自分がどうなりたいのかわからない」
という人もいらっしゃるかと思います。
私も、夢を叶える方法などの情報は好きですが、以前は自分の夢が良くわからないという時期が長くありました。
いくら夢が叶う方法を知識として仕入れたとしても、自分がやりたいことや夢が見つからないなら、叶えようがありません。
この記事を読んでいただくと、
「やりたいことが見つからないのはなぜなのか?」
「どうすればやりたいことが簡単に見つかるのか?」
ということがはっきりとわかります。
どうぞ最後までお楽しみください。
やりたいことが見つからない理由とは?
やりたいことがないといけないなんてことは、決してありません。
けれども、自分のやりたいことがはっきりしている人と、全くやりたいことがない人では、心の満たされ方は全然違うのは事実です。
大きな夢などではなくても、日常の中に小さな楽しみを見つけられる人や、夢中になれる趣味などがある人は、気持ちの切り替えが上手です。
しんどくなるようなことを考える時間も少なく、心を良い状態に保ちやすいんですね。
心の状態が安定していることは、身体の健康にもつながります。
とは言っても、やりたいことがどうにも見つからないという人は結構いらっしゃいますよね。
そもそも、なぜ自分のやりたいことが見つからないのでしょうか?
やりたいことが見つからない理由として、
「現状を前提としてやりたいことを探している」
というのがあげられます。
どういうことかと言うと、
「今こんな状況だからとてもじゃないけれどこんな夢はあり得ない」
というように、常識非常識とか今の状況の範囲の中で叶えられそうなことを見つけようとしているわけですね。
ふと、
「こういうの良いな」とか「ちょっとやってみたいな」
と思ったとしても、すぐに、
「でも今こういう状態だから無理」とか「あんなのできるのは特別な人だから」
という考えが邪魔をします。
これだと、めちゃくちゃ制限がかかっている状態なので、心の奥深くにある本当の夢は顔を出すことができませんね。
なので、
「もしも、何でもできると言われたら何がしたいのか?」
という問いかけにしてみましょう。
そして、その時、心から湧き上がる想いに目を向けてみて下さい。
「家族がこう言うから」とか「世間ではみんなこうしているから」とか、「今こうだから」というのは関係ありません。
自分自身の心の中にあるピュアな想いです。それは、やりたいことの宝の原石なのです。
もし、どうしても自分では何がしたいのか分からないという場合には、
・これまでの経歴や昔よくしていたこと
・子どもの頃好きだったこと
を書き出して、周りの人に見てもらうのも良いかもしれません。
これまでの経験や過去に好きだったことは、将来の夢に繋がることも多いです。
自分の経歴や、昔していたこととか好きだったことさえも自分では思いつかないというならば、信頼できるお友達やご家族、昔から自分のことを知ってくれている人に聞いてみるのも1つですね。
「昔どんなことして遊んでた?」とか「どんな経験してた?」など、聞いてみると意外なことを教えてくれることがあります。
私は、父に自分が昔よくしていたことや得意だったことを聞いてみたのですが、結構たくさん教えてくれて驚きました^^
そして、教えてくれたことに目を向けてみたり、久し振りに体験する機会を持ってみると、思いの他楽しいと感じて広がっていくこともあります。
とりあえず、何でも叶うのが前提としてあれこれと楽しい事に想いを馳せてみて下さい♪
自分の中で勝手に考えるだけなら、何も困ることはありませんよね^^
もしかして、心が疲れすぎていませんか?
毎日の生活がいっぱいいっぱいで正直もう何も考えられない・・・
もしあなたがそんな状況なら、やりたいことが見つからないとしても無理はありません。
そんな場合はまず、
「自分自身を癒すこと」
が先になります。
職場や家庭の人間関係、お金、将来への不安などなど・・・
抱え込むものが多すぎて、自分の心がわからなくなっているのかもしれませんよね。
そんな場合、なかなか一人で自分の心に目を向けるというのは難しいと思います。
私も一時期職場の人間関係、結婚問題、家族の不調将来への不安、健康問題などあらゆることに悩み過ぎて、何も見えなくなってしまったことがありました。
「消えたい・・・」
そんな想いばかりで、目の前の景色のトーンが暗く感じるのです。
現実感が感じられないというか、なんと表現すれば良いのか・・・
このような状況の場合はます、心と体に癒しが必要です。
日常生活では、少しでも楽と感じることを選択して過ごしたり、アロマセラピーやヨガ、瞑想などを取り入れてみるのも良いかもしれません。
ただ、ここまで苦しくなっている時は、一人で何とかしようとしても悪循環に陥ってしまうことがよくあります。
そういう時には、ご家族やお友達に話を聴いてもらうのも良いと思います。
ただ、アドバイスをされてしまうと苦しくなることもあるので、信頼できる専門のカウンセラーやセラピストの力を借りるのも1つの選択肢かと思います。
少しでも心と体が癒されてゆとりが出てくると、自分の本心や感じることをキャッチできるようになるはずです。
ですから、疲れすぎているなと思ったら、無理に心に向き合おうとしなくて良いので、自分を癒す時間を大切にしてみて下さい。
やりたいことが簡単に見つかる!魔法の質問とは?
私は看護のお仕事で、患者様や訪問看護の利用者様に
「あなたのやりたいことは何ですか?」
とか
「好きなことは何ですか?」
と聞くことがあります。
すると中には、いろいろと好きな事や元気になったらやりたいことなどを教えて下さいますが、
「やりたいことも好きなことも何もない」
と話される人が圧倒的なのです。
看護の仕事だけではなく、友人知人の中にも「全然思いつかない」という人はいます。
でも、こう質問するとたいていみなさん何か答えてくれます^^
その質問とは、
「あなたがやりたくないことは何ですか?」
この質問をすると、
「働きたくない」
「○○さんが恐いからできれば関わりたくない」
「めんどくさいことしたくない」
「わずらわしい人間関係は嫌だ」
などなど。
これらはほんの一部ですが、やりたくないこととか苦手なことなどを質問すると、ほとんどの人は何かしら答えてくれます。
やりたくないことがわかれば、やりたいことを見つけるのは簡単です。
やりたくないことの反対がやりたいことですものね。
やりたくないという気持ちがあるならば、それをやりたくない理由をさらに掘り下げてみるともっと具体的なことが見えてきます。
例えば「働きたくない」という場合、
・人間関係でしんどい思いをしたくない
・時間に縛られたくない
・体がしんどい
といったことがあるかもしれません。
ということは反対に
・心地良い人間関係でありたい
・自由な時間の使い方をしたい
・体が楽であってほしい
というのがあなたの望みになるわけですよね。
「これって別に夢でもやりたいことでもないのでは?」
と思われたかもしれませんが、まずは自分自身が何を感じて何を思っているのかに意識を向けるということがスタートになります。
このようにして、漠然とでも良いので、「今自分は何を望んでいるのか」ということがわかり始めると、少しずつ焦点が絞られてきます。
「心地良い人間関係でありたい」って、自分が思う心地良い人間関係ってどんなだろう?
・優しい人に囲まれていつも笑っていたい
・自分の気持ちを自由に表現できる相手
・肩の力を抜いて過ごせる仲間
など、いろいろ広がってきますよね。
こんな感じで自分に少しずつ問いかけていくと、少しずつ心の扉が開かれていきます。
そして気が付くと、昔好きだったことを思い出したり、何となく気になっていたことをもっと知りたいと思ったり、だんだんと心の奥にしまい込まれていたやりたいことの原石が顔を出しはじめます。
まとめ
自分には夢もやりたいこともないし、見つからないと思い込んでるケースも非常に多いですが、本当に「何にない」という人はいません。
何故なら人は誰もが使命をもって生まれてきているからです。
心の奥深くには誰もが「やりたいことや夢」を持っています。
間違いなくあります^^
なので少しの時間でも良いので、
「自分は何に心惹かれるだろう」
「どんな時心地良いと感じるだろう」
「誰といると楽しいだろう」
「何を見ているとどう感じるだろう」
など、自分自身がどんなこと(物)に何を感じるのかという、時分自身の感覚に意識を向ける時間を持つことが大切です。
自分の感覚なので、そこに制限はありません。
自分自身が感じることが自分にとっての全てなのです。
こうして自分がどんなことを考えているとか、何を感じているとか自分自身に意識を向ける時間を増やしてい行くと、どんどん感覚が広がっていきます。
ぜひ試してみて下さい。
あなたのやりたいことを見つけるヒントはありましたか?
もし少しでもこの記事が役に立てたとしたら幸いです。