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どうしても前向きになれない時にまずすべき大事なこと

どうしても前向きになれない時にまずすべき大事なこと心の悩み・人生
自己紹介

前向きになりたいけどなれない・・・

そういう時、ありますよね。

もしかしたら、ずっとそんな状態という人もいらっしゃるかもしれません。

 

私も、どうしても気持ちが前向きにならず、困っていた時期がありました。

いろいろなことがパッとせず、いつも気持ちにモヤがかかっているような感じです。

そんな状態から抜け出したくて、自己啓発や潜在意識の本を読み漁りました。

そして、そのような本には、

「ポジティブな気持ちがポジティブな現実を引き寄せる」

と、書かれてあるのです。

そのため、一生懸命気持ちを明るく持とうと奮い立たせてみますが、余計気分は落ち込むばかり。

さらには、前向きになれない自分に腹が立ってしまうのです。

でも、前向きになるためには、欠かせない大事なステップがありました。

この記事では、

「どうしても前向きになれない時にまずすべきこと」

をお話したいと思います。

 

どうしても前向きになれない時にすべき最初のステップ

前向きになるためには、まず欠かせないステップがあります。

それは、

「前向きになれない自分を受け入れ、許す」

ということです。

 

よく自己啓発本や潜在意識の本などを見ると、気持ちを明るく前向きに持つ方が良いという内容が書かれてあります。

確かに、心の状態が現実にあらわれるというのは本当です。

なぜなら、心の状態が言動にあらわれるからです。

醸し出す雰囲気や表情も変わりますし、心の状態に近いものに意識が向きやすくなります。

ですが、一見ネガテイブに思える感情も、本音を知るのにとても大事なものです。

 

もしかしたら、頑張り過ぎて疲れているのかもしれません。

もしかしたら、今していることが心に沿わないことなのかもしれません。

もしかしたら、癒されていない心の傷があるのかもしれません。

 

これらを無視していると、やがで心も体も苦しくなり、病気になることもあります。

また、本当はもっと幸せになれる方向があるのに、気づかないまま過ぎてしまうかもしれません。

 

そのため、

「今前向きになれないのは、気づくべき大切なことがあるから」

と、まず受け入れることが必要なのです。

 

前向きになれない理由別具体的対処法

「前向きになれない自分がいることを受け入れて許す」

というステップができたら、次は具体的な対処をしていきましょう。

今のあなたは、どうして気持ちが前向きになれないのでしょうか?

理由は大きく2つのパターンがあるかと思います。

1、ショックな出来事があって辛い

2、漠然と悩みや不安を抱えている

いかがでしょうか?

それぞれ対処をみていきましょう。

1、ショックな出来事があって辛い

これはわかりやすいと思います。

辛い出来事があった時、人生全て終わったかのように思える場合もあるでしょう。

生きがいをなくし、魂が抜けたような気持になるかもしれません。

このように、辛い出来事があって前を向けない時は、まず生じている感情を100%味わいきることが大事です。

たとえ時間がかかっても、中途半端にはせず、感じ切ることが非常に大事です。

感情はエネルギーなので、十分感じきると、す~と流れていき静かになります。

本当かなと思う人もいるかもしれませんが、やってみるとわかると思います。

ただし、怒りの感情だけは少し特殊。

まずは怒っている自分を許し、その上で、どうして怒っているのかを自分に問いかけます。

すると、怒りの奥に隠れた本当の気持ちが見えてくるはずです。

見えてきた本当の気持ちを受け入れていくことで、消化されます。

良かったらこちらの記事を参考にしてください↓具体的な事例を書いています。

 

私もすごく辛い出来事があった時、感情をとにかく感じ切るようにしています。

例えば、母方の祖父が亡くなった時、とても複雑で辛い気持ちになりました。

身体的事情で動けない母に代わり、私が祖父のお世話を3年間していました。

正直、私は子どもの頃から祖父が苦手だったのですが、3年間の関りを通して祖父のあたたかな本質を知り、気軽に話せる関係になっていました。

ですから、亡くなった時、本当に辛かったです。

それと同時に、

「これから先私は、大切な存在をこうして順番に看取り、最後には1人になってしまうのだろうか・・・」

という考えに襲われました。

葬儀場の遺族の待機室で、安らかな表情を浮かべて眠る祖父の顔を1人で眺めながら、とても孤独な気持ちになり、涙があふれてきました。

葬儀や数々の手続きなど、することは山積みでしたが、数日間は、1人になるたびに泣いていましたた。

すると、数日だったある日、驚くほど気持ちが晴れやかになったのです。

溜め込んでいた重たいものが洗い流されたような、すがすがしい感覚でした。

することは山積みであるにも関わらず、気持ちは前向きなのです。

そして、不思議とやりたいことも浮かんできて、身軽に動くことができました。

このように、しっかり感情を消化させると、自然に気持ちは前向きになれます。

 

2、漠然と悩みや不安を抱えている

悩みや不安を複数抱えていると、前向きな考えや楽しい情報を入れるスペースがなく、考えがマイナスに傾きがちです。

このような場合は、まず頭の中を整理することが先決ではないでしょうか。

頭の中でさまざまな考えや感情や情報が混ざり合うと、自分の中で、より悩みが大きく複雑になってしまいます。

そのため、自分が何を考え、何を感じ、何に悩んでいるのかをはっきりさせるのです。

方法は、やはり紙に書き出すのが一番わかりやすいでしょう。

浮かぶままに書き出して読み返すだけでも、随分整理され、すべきことが見えてきます。

私もよく行うのですが、気持ちや考えを書き出してみると、笑ってしまうことがよくあります。

なぜなら、あまりにも難しく考え過ぎていることに気づくからです。

いつの間にか、まだ起きてもいない先の先まで勝手に想像して、悩みが無限に広がろうとしてることも。

よくもまあそんなにネガティブな想像を広げられるものだなぁと、我ながら驚いてしまうこともしばしばです。

その想像力、もっと前向きで楽しい未来のために使いたいものです。

 

また、考えや気持ちを書き出しながら何か感情が生じたら、十分に感じ切ります。

ちょっとしたアクションで解決できる悩みがあるなら、できるだけ解決していきましょう。

そして、自分では解決できないこと(他人次第のことなど)は、自分の仕事ではないと割り切りましょう。これも慣れです。くり返しやっていくうちに、慣れていきます。

こうして、自分の中を整理しスペースができれば、自然と前を向く気持ちになっていけます。

 

終わりに

いかがでしたか?

前向きになりたいと思っても、どうしても前を向けない時はあります。

見かねた周りの人が、気持ちを切り替えるように言ったり、前を向くように言ったりするかもしれません。

もちろんそれは、心配して言ってくれているのですが、前を向けないにも理由があります。

そして、前を向けないことは悪いことではないのです。

まずは、

「前を向けない自分を認めて受け入れる」

ことが第一ステップです。

 

そして、心が辛くなっている理由に応じて、上記で紹介したように対処をする。

これにより、前を向いてみようかなという気持ちが自然にわいてくるはずです。

焦らなくて大丈夫だし、焦るとかえって回り道です。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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