今日は今年最後の病院ボランティアの日でした(^^)
ハンドトリートメントをさせていただいた患者さんは6名と、いつもより少なめだったのでお一人お一人を少しゆったりとしたペースでさせていただきました。
6名の方はみなさんこれまでにもトリートメントさせていただいていたどいたことがある方ばかりです。
ボランティアコーディネーターさんに、「みなさん楽しみにされてます」と教えていただき、嬉しい限りです(;_;)
こちらの病棟は、人工呼吸器装着されて全身管理が必要な方も多く、ボランティアに入らせていただくことになった当初はやはり不安もありました。
私も病棟勤務時は、呼吸器装着されている方はもちろんあらゆる状態の患者様の看護にあたらせていただいていたので知識と経験はあります。
とは言え、ボランティアで行くのは月1回程度なので、状態を十分把握しているわけでもないし、看護師として仕事で入っているわけではないので不用意にあれこれ触ることはできません。
意識のはっきりしない方もいらっしゃるし、こちらの声かけは認識できてもお返事ができない状態の方もいらっしゃいます。
不快感など問題を感じても言葉で意思表示することが難しいので、対応には一層の注意が必要です。
そんな中でのボランティアなので緊張はやっぱりあります。
けれども回数を重ねるにつれて、少しずつ患者様やご家族様に私の存在を知っていただけるようになり、笑いあえる時間が増えてきたのがとても嬉しいです。
ある患者様は呼吸器を着用しているためお話はできませんが、こちらの声かけを理解されていて、体を動かすことによって 反応を返してくださいます。
その方は、手のひらをマッサージした時にとても嬉しそうな表情をされていたので、「手のひらは気持ちがいいですか?」と聞いて手元を見ると、手を2回動かされていました。
また別の患者様は、表情で反応を返して下さいます。
今日はご本人だけではなく、面会のご家族にもトリートメントさせていただきました。
初めてトリートメントを受けるという楽しそうなご家族の様子の見て、その患者様は今まで私が見たことないぐらいに笑っていらっしゃいました。
普段はそれほど大きく表情を変えることは無かったので、素敵な笑顔が見られて私も嬉かったです。
そして、その患者様の笑顔を見てさらにご家族が笑顔になる。
その優しい時間の中に一緒に過ごさせて頂けるのがとても嬉しいです(^^)
月に1回のボランティアなので、ハンドトリートメントにより劇的に何かが変化するなんてことはほとんどないと思います。
けれども患者様やご家族様がふっと笑顔になる時間が増えれば嬉しいなと思ってボランティアをさせて頂いています。
来年も楽しみです(#^^#)
読んでいただきありがとうございました☆