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看護師は好きだけど残業が辛いと感じるあなたに伝えたいこと

ナースのお仕事
自己紹介

厳しい実習を乗り越えて国家試験をクリアして、夢を抱いて看護師になったはずなのに、現実は・・・

残業は当たり前で、忙しくしている割に看護をしているという充実感はない・・・

 

もしかしたら、この記事を読まれているあなたはそう感じていらっしゃるのかもしれませんね。

 

私も、同じように感じていた時期はありました。

 

 

毎日残業ばかりで、自分の時間が少なかったりすると、やっぱり辛いとは思います。

ですが、その辛さ、今振り返ってみると、単に残業に対してだけではなかったなと思うのです。

 

どういうことか、私自身の経験も振り返りながらお話したい思います。

 

 

 

残業が辛いのは、看護の仕事に充足感が得られていないから?

 

私も以前常勤で働いていた時、残業が辛いと感じていたことがありました。

 

毎日就業の2時間くらい前に出勤し、帰りは23時くらいという時もざらにあって、なんだか自分が働くためにだけ生きているような気がしていた時もあったのです。

そして、休みの日はぐったり。

 

 

でも、看護師の仕事は好きで、ほこりもありました。

だからこそ、長い時間働いている割に、しっかり看護できている実感がないというのが、辛さを生んでいたのかもしれないなと今は思います。

 

 

私の場合は、仕事をきれい進めたいというのがありました。

安全なのはもちろんですが、きれいにスマートにぬかりなくしたいのです。

 

ミスが怖いので、朝は早くから出勤して、事細かに情報収集し、準備も可能な限り行っておくのです。

 

 

もちろん医療現場でのミスは避けるべきです。

ですが、私は情報収集を細かくし過ぎて、かえって要点が把握できていなかったんですね。

 

なので、頭の中がごっちゃになっていて、本当はしなくても良いことまでやらないと不安になり、結局看護で本当に大切にしたいことが十分できない状態になっていたのです。

 

ですから、がんばった割には充足感がなく、カタチだけ仕事が終わっている感じ。

そのため、仕事の時間が終わっても、一応予定の業務は一通り終わっているはずだけれど、本当に帰っても大丈夫なのかと不安になります。

 

そして、不安なので、なんとなくいつまでも残業してしまうということがよくありました。

このような残業では辛いのも当然ですね。

あなたの場合はいかがでしょうか?

 

 

看護師の残業は当たり前?個人でできる対策は?

 

看護の職場は残業になるところは多いです。

生身の患者様が相手なので、それは仕方がない時も多々あるでしょう。

 

ですが、要点を押さえて、効率化できることは、まだたくさんとあるかと思うのです。

 

改善の余地はいろいろあるかと思いますが、私の場合まず手をつけられそうなことは看護記録でした。

なんとなくですが、記録は長文書いた方が「やっている感」があって、だらだらと記録をしていたんです。

 

ですが、記録は別に作品ではありません。

的確にポイントを押さえて、誰が読んでも簡潔に必要なことが伝われば良いのです。

なので、本来はそんなだらだら書く必要はないんですよね。

 

 

そこを意識し出してからは、記録にかかる時間がかなり減りました。

 

 

あとは、思い描いた手順通りに仕事を進めようとしないこと。

看護の仕事では、患者様相手なので常にいろいろなことが起きます。

 

 

ですから、あらゆる状況に対応する余裕と柔軟性が必要なんですよね。

 

私は、カルテからの情報に頼り過ぎるところがあり、朝その日のスケジュールを完璧につくり上げようとしていました。

 

しかし、そのスケジュール通りにいかないと途端にバランスを崩し、その後の業務がぐだぐだになります。

 

それに、カルテの情報のままに看護ケアを進めようとして、本当はもうしなくても良いケアまで意味もなくし続けていたということも・・・。

 

反対に、予定されているケアをこなすことに気がとられ、今本当に必要なケアができていないということもあったのです。

これではカタチだけの看護になってしまい、がんばって業務をこなしている割に看護として充足感が得られないのも無理はありませんね(^-^;

 

 

おわりに

 

看護師の仕事は好きなのだけど、残業が辛い・・・

そう感じる時は、業務量が多い割に本当に大切にしたい看護ができていない為に、充実感が得られていないからかもしれません。

 

なので、まず現状をしっかり把握して整理してみることが大切かと思います。

 

・残業で辛いと感じる本当の理由

・自分自身の行動の傾向

・看護で何を大切にしたいのか

 

そして、

「効率化できることは何なのか」

「毎日習慣的にしていることは本当に必要なことなのか」

を整理するのです。

 

その上で、看護で大切にしたいことを意識して、患者様に関わってみる。

そうすることで、カタチにこだわることなく、必要なことを効率的に行え、かつ質の高い看護の提供にもつながります。

 

そうなれば、無駄な残業は減り、たとえ残業したとしても、本当に必要なことをしての残業なので、充実感も得られるはず。

 

また、残業が辛いのは、看護の職場での人間関係も影響しているかもしれません。

この点については、こちらの記事に詳しく記載しています↓↓

 

看護師で、残業が辛いと感じているあなたにとって、この記事が何かのヒントになれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

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