待ちに待った休日のはずが、仕事のことで頭いっぱいで心が全然が休まらない・・・
そんな悩みを抱えている人は、少なくないようですね。
私もフルタイム勤務していた時は、いつも心が休まりませんでした。
2連休でも、心が少し安らぐのは、休日1日目の昼過ぎくらいまで。
それを過ぎてくると、休み明けの仕事のことで心がざわつくのです。
好きなことや趣味もいろいろあったはずなのに、全然楽しむ気持ちになれません。
悶々と落ち着かない状態で、気づくと、「心が楽になる方法」などをいつもネットで探していました。
ですが、対策することで、仕事の不安をかなり緩和させることはできます。
この記事では、方法を具体的にお話したいと思います。
仕事の不安で頭いっぱいな時に思い出してほしい重要なこと
私が以前休日に不安になっていたことは具体的には以下のようなことでした。
・自分がした仕事でミスをしていないか漠然と不安
・休み明けの仕事でミスしないか不安
・休み明け一緒に働くメンバーが気になる
・怒られたらどうしようと思う
・新しいことが上手くできなかったらどうしようと思う
・休日でもゆっくりしていてはいけない気がする
・どんなにマニュアルを読んだり勉強しても不安
・上司や先輩に言われたことが頭を回る
あなたはいかがですか?
上記の不安が常に頭にあり、趣味も楽しいはずのことも手につかないのです。
頭の中が仕事の不安でいっぱいなので、神経がすり減り、休日が終わる頃にはもうヘトヘトです。
気持ちが疲れてエネルギー消耗し、やる気も物事への関心も失せてしまいます。
唯一楽しんでいたことは、ネット検索でした。
楽しんでいたというより、しないと落ち着かない感じでしょうか。
インターネットで、しあわせになる方法や気持ちが楽になる方法などを探すのです。
家事や買い物をしていても、何をしていても頭は別のこと(仕事)を考えている状態。
ただ、ここで重要なことがあります。
私が不安に思っていたことは、、
「全て自分の頭の中だけのこと」
ということです。
仕事でミスしたことも、上司に何か言われたことも過去のこと。
休み明けの仕事は未来のこと。
今、ここにはありません。
ですから、考えないようにすれば良いだけなのです。
とは言え、考えないようにすることは、案外難しものではないでしょうか。
考えないようにすればするほど、思考は止まらないものです。
そのため、無理に考えないようにするのではなく、自然に意識が他へシフトするような方法が良いですよね。
では、その方法を次にご紹介します。
仕事の不安を緩和して休日安心して過ごすには?
休日に仕事の不安を持ち越さないため、できるだけ不安要素を取り除いておくことが大切ですね。
そこで、以下の点を少し見直し、対処してはいかがでしょうか。
1,休日前チェック
休日前の仕事終了までに、やり残しや曖昧なままのことがないかチェックし、対処します。
ここでポイントが、全て終了する時間ではなく、朝仕事始めるまでにだいたいチェックしておくことです。
というのも、仕事が全て終了する時間帯では、ミスに気づいても対処できない可能性がありますよね。
ですから、朝の時点で、その日解決してくべきことを洗い出しておくことがおすすめです。
2、休日明けの予定をチェック
休日明けに予定されていること、しなければならないことを確認しておきます。
予定がわからないことも多々あるかもしれませんが、期限があること、会議、大きなイベントなど、あらかじめわかることもありますよね。
それらに対し、どのような準備や段取りが必要か、休日に入るまでにチェックしておくこと安心です。
3、目の前のことに集中
1つ1つの仕事を丁寧にしていくことも大事です。
例えば、予定外のことが急にあると、とりあえずこなすことに必死しなることはありませんか?
私はよくありました。
そして、基本的な確認を怠ってしまったりします。
時間に追われ焦っていると、1つ1つの行動に対する認識が薄くなりがちです。
すると、「ちゃんと確認したかな?」「ちゃんと伝えたかな?」など、自分の行動についの記憶があいまいになることもあるでしょう。
そして、そのことが後々不安要素になるのです。
「あの時確かにあれをした」と確信できていると、それだけでも不安要素が減ります。
上記でお伝えしたことは、ごく当たり前のことかもしれません。
でも、案外できていない場合も多いのではないでしょうか。
今一度、見直して対応することで、休日に不安を持ち越すことは大幅に減るはずです。
ただ、これだけの対処していても、漠然とした仕事のことでモヤモヤする場合もありますよね。
やるだけのことをしても仕事のことでモヤモヤしたり不安になる場合には、次の方法はいかがでしょうか。
不安な気持ちから自分を解放するためのイメージ法
イメージによる対処です。
先にも述べたように、不安をなくそうとしたり、考えないようにしようとするとかえって考えは浮かぶものです。
そこで、あえて「不安を受け入れる」ということをするのです。
漠然とでも良いので、何に対する不安やモヤモヤを感じているかを書き出してみます。
そして、その内容を1つずつ受け入れていきます。
言葉に出すと良いでしょう。
もう1つの方法は、エネルギー的なつながりを切る方法です。
職場や苦手な上司や同僚、気になっていることと、自分の間にエネルギー的つながりがあるとイメージします。
そして、イメージでそのつながりを切ってしまうのです。
イメージするだけで効果あるのかと疑問に思うかもしれませんが、脳はイメージと現実を区別しません。
例えば、イメージでレモンを思い浮かべてみてください。
そして、レモンをかじってみましょう。
どうでしょう。
恐らく多くの人は、実際にレモンをかじったわけでもないのに、唾液がどばっと出たのではないでしょうか。
不安やモヤモヤする気持ちが薄くなって、もういいかなと思えるまで、何回かエネルギーのつながりを切るイメージをしてみましょう。
私もよく行なう方法ですが、かなり助かっています。
場合によっては、仕事のことを考えて不安になったりモヤモヤするもっと別の根本的な理由に気づくこともあります。
例えば、私の場合なら、
・もっと自由に思うままに動きたいのにできない
・本当は、別にやりたいことがある
・今の職場環境や働き方自体、自分の性質に合っていない
などに気づきました。
その場合には、さらに自分の気持ちに向き合い、どう選択していくかを考える必要も出てくるかもしれませんね。
終わりに
楽しいはずの休日まで、仕事のことが頭から離れないと辛いですね。
心が休まらずエネルギーを消耗し、全てのパフォーマンスが落ちてしまいます。
すると、ミスが増えたり、適切な行動ができないなど、トラブルにつながりかねません。
ですが、少し意識して対処することで、休日の心の状態は随分軽やかになるはずです。
また、仕事の不安の根底には、人間関係があります。
「怒られたらどうしよう」
「ミスしたらどんな反応されるだろう」
「信頼なくすかも」
「できない人と思われるかな」
このような思いが少なからずあるはず。
ですから、日頃から周りの人としっかりコミュニケ―ショをとっておくことも大切です。
わからないことはわからないと、素直に意思表示する。
報告連絡相談を怠らない。
自分で全て背負わず、できないことは助けを求める。
このように、周りの人とよくコミュニケーションをとっておくことで、不安になることはかなり減ります。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。