もう10日以上も経ちますが、9月26日のボランティア記録を残したいと思います(^^;)
子どもの頃は毎日がもっとゆっくりと経過しているような感じがしていたのですが、歳を重ねるごとに年々、日々過ぎるのが早くなっているように感じます(^-^;
9月26日のボランティアは、急性期と療養の2つの病棟を回らせていただきました。
11人の患者さんでしたが、自力で動けない方や意思疎通が困難な方も多いので、慎重に様子を観察しながら行います。
この2つの病棟は3回目くらいになるので、少しずつスタッフの方々ともお話しができるようになり、ボランティアに入りやすくなってきました(^^)
お忙しいのであれこれと話しかけたりはしませんが、患者さんの情報を少し教えていただいた上でハンドトリートメントさせていただく方がずっと安心です。
ハンドトリートメント中の様子で気になったことなどもあれば報告させていただきます。
やっぱりスタッフの方とのコミュニケーション大切ですね☆
今回選んだメインの精油は、オレンジ☆
これまでのボランティアでの反応をみていると、高齢の方は特にですが、ラベンダーなど花精油よりもオレンジなど柑橘の方が反応が良かったので今回もオレンジにしました。
オレンジなど柑橘は多くの人にとって馴染み深く受け入れやすい香りですよね(^^)
オレンジは量が多いと、皮膚がピリピリしたりして刺激ありますが、適切な量を使えばとても作用も穏やかで、ほどよく自然に明るい気持ちにさせてくれます。
年齢層も幅広く、妊婦さんにも安心して使えるのでおすすめの精油の1つですね☆
もちろん個人差はありますが。
ただ柑橘系はやや香りが早くに飛んでしまいやすいので、香りをキープする目的も兼ねてフランキンセンスを少しだけプラスしてみました。
フランキンセンスは、樹脂の精油なので樹皮を守るその役割と同様に、傷を「癒す」のに優れた精油です。
古くから神聖な香りとしても扱われ、特別な儀式などでもよく使われた香りの1つです。
落ち着いた香りで、私も好きな香りなんです(^^)
良い感じでブレンドできて、爽やかで明るい中にも少し落ち着いた感じの香りになりました☆
患者さんやスタッフの方々にも受け入れが良く、みなさん香りを感じると「うわ~、いい香り~」とお顔が緩みます。そんなみなさんの笑顔を見ると嬉しくなります☆
高齢の患者さんは、「いや~、なんか勿体ないわ・・・こんなことしてもらって」と気にされる方が結構多いですね。
でも、ボランティアさせていただことで、私自身ものすごく温かい気持ちになって元気になっているので、そのことをいつもお伝えしています(*^^*)
無表情で過ごされていた方も、優しい香りとともにハンドトリートメントが始まると、にっこり笑って下さいました。
ひたすら寝ているだけの人もいらっしゃいましたが(^^;)
この日アロマハンドトリートメントをさせていただいた患者様の中には、以前拒否されていた方もいらっしゃいましたが、今回はにこにこと受けて下さいました。
はじめてのことは誰でも多少の不安はあるかと思いますが、認知症など物事の認識や判断力が少し低下している状態の方は特に、詳しく説明しても理解が困難なので、一度恐怖心や不安感が芽生えるとなかなか振り払う事はできません。
そんな場合には一旦引いて、別のタイミングや方法で関りを持ってみると、穏やかに受け入れてもらえることもあります(^^)
いくらアロマは癒しでリラックスできるとは言っても、受け入れが難しい時に無理に行っても逆効果になってしまいます。
それでも、オレンジなど柑橘の精油の香りがほのかに香ってくると、少し受け入れの良くなかった患者さんでもにっこり笑顔になることも多いんですよ~(*^^)v
せっかくボランティアするなら、ありがた迷惑ではなく喜んでもらいたいですよね☆
これからもワンパターンじゃなくて、いろいろと工夫してハンドトリートメントを行い、その体験を綴っていきたいと思います♪
読んでいただいてありがとうございます。