野菜はできるだけたくさん摂った方が良いとは思っていても、毎日多く取り入れるのは大変ですよね。
私は、野菜が好きですが、切るのが大変なので、朝や昼にはあまり取り入れていませんでした。
ところが、母が、かかりつけのお医者様に毎日朝に野菜を摂るように勧められ、毎朝家族で野菜をたくさん摂る習慣を始めることになったのです。
その結果、いろいろと変化がいろいろありました。
そこで、この記事では、体験を事実そのままに記録したいと思います。
野菜を摂るメリットを知りたい方、毎日どうやって野菜をたくさん摂れば良いか困っている方の参考になるのではないでしょうか。
毎日野菜をサラダでたくさん食べた結果
母が医師から野菜を摂るように勧められたのは、ダイエット目的でした。
具体的には、ボール1杯くらいのサラダでお腹を満腹にさせ、パンは食べないという方法。
でも、母はパンが大好きなので、なかなかそれは苦痛なことでした。
ストレスを感じながらするのもどうなのだろう?と思い、
・パンは5枚切り食パンの4分の1にする
・大きめのスープ皿一杯の野菜サラダをお酢やハーブ類を使ったドレッシングで食べる
この2点を続けることにしました。
野菜の量は、にんじんやキャベツをメインとして、だいたい200g程度です。
健康日本21では、一日の野菜の必要用を350g以上としていますね。
200gなので1日量としては足りませんが、残り150g程度であれば、昼夕でカバーできそうです。
メインはキャベツとにんじんの千切りで、そこにベーコンを少々炒めて入れたり、コーンやブロッコリーや玉ねぎなどを日替わりで添えたりして食べていました。
すると、だいたい1週間ほどした頃からでしょうか。
母がまず変化に気づき、
「体が少し軽い気がする」
とのことでした。
私も、その後、自分の体を観察してみると、胃のもたれがなくなっています。
母も私も、市販の胃薬を結構な頻度で飲んでいたのですが、明らかに飲む量が減ったのは感じました。
ただ、暖かい季節の朝はサラダで良いのですが、冷える季節には寒く感じます。
また、サラダを毎日スープ皿一杯というのは、思っていたより大変です。
ということで、考えたのがスープでした。
毎日野菜をとる方法をスープに変えてみた結果
スープの作り方はごくシンプル。
キャベツ・にんじん・玉ねぎの千切りを、量はサラダの時と同じく200g/1人あたり煮込んで、スープの素で味付けです。
結論、スープに変えて、我が家では正解でした。
まず、煮込むことで野菜の嵩が減り、ぐっと食べやすくなりました。
あと、体が温まります。
スープにしてから記事を書いている現在まで約2か月弱。
身体の変化を振り返ってみると、以下のようなことがありました。
・体が軽い感じがする
・お通じがスムーズ
・お肌の吹き出物が出ない
・胃もたれがほとんどない
お通じは、もともとスムーズな方なので、私自身はあまり変化がわかりませんでした.
ですが、母は便秘になりやすくいつも困っていて、野菜スープ&サラダを始めてから、便で困ることが明らかに減ったと言います。
上記の変化以外には、野菜スープを作るのが上手くなったとか、野菜の下準備が早くなったなどがあります。笑
それと、野菜をたくさん食べているという気持ち的な安心感もありますね。
毎日野菜スープを美味しく簡単に用意する工夫
毎日野菜をたくさん食べたいと思うなら、スープがやっぱり効率的かなと思います。
理由は、煮込むことでかさが減り、たくさん食べやすくなるからです。
また、体も温まりますし、野菜の少々硬い部分なども余すことなく食べられます
ただ、毎日たくさん野菜を切らないといけないのかとか、ワンパターンになるという問題もありました。
毎日続けるなら、できるだけ手軽で美味しく楽しく食べたいものですよね。
でも、コツというかパターンがつかめると、毎日野菜スープを用意するのも億劫ではないです。
私がしている工夫は以下のようなことです。
1、野菜の準備
うちでは基本的に、キャベツ・玉ねぎ・にんじんの千切りは必ず常備しています。
理由は、彩りが良いのと、栄養価が高いのと、スープが自然に甘くなるからです。
安くたくさん買えますし、とりあえずこの3つあれば美味しいスープになると感じています。
ベースを決めておくと、迷わずさくっと用意できます。
また、週に2回だけ野菜をたくさん切り、保存袋に入れて冷蔵または冷凍保存をして使います。
家族の人数や保管場所次第では、週1回とかでも良いかもしれないですね。
また、下ごしらえ不要で簡単に使える冷凍野菜もたくさん売られています。
スーパーなどの野菜コーナーにも、カット野菜が豊富です。
そういった便利なものも取り入れると、いろんな野菜をバランスよく摂ることができますね。
2、味や調理法やプラスαの素材で変化をつける
毎日野菜スープとなると、だいたいパターンが決まってきますよね。
全く同じが続くと、やっぱりちょっと変化がほしくなります。
ですが、同じ素材でも、少し工夫するだけで印象や味を変えることができて楽しいですよ。
例えばうちでは以下のような工夫をしています。
・切り方の工夫(角切り、千切り)
・冷凍のコーンや、ベーコン、ブロッコリーなど別の野菜もたまに入れてみる
・ごまやチーズ、ハーブをかけてみる
・ごま油やオリーブオイルを少したらしてみる
・コンソメ、中華スープの素、和風だしなど味付けに変化
・基本の味付けにプラス味噌とか豆乳など入れてみる
・市販のコーンやじゃがいもなどのスープに野菜を入れる
いかがでしょうか?
こんな感じで少し遊んでみると、意外なスープに仕上がったりして楽しいですよ。
3、煮込むのは前日の夜のうちにしておく
うちでは、朝にスープで野菜を食べています。
一日の始めの体のスイッチの意味も含めて、朝が良いかなと。
ただ、朝は忙しい・・・
なので、煮込むのは前日夜のうちにしておきます。
その方が野菜もしんなり、スープに出汁も出て、味も馴染むので、楽で美味しいですよ。
まとめ
この記事では、
・毎日野菜をとる方法をスープに変えてみた結果
・毎日野菜スープを簡単に用意する工夫
以上について記載しました。
野菜は大事とわかっていても、用意とかいろいろ考えると案外難しいですよね。
でも、パターンを決めておけば、無理なく毎日野菜を摂ることも可能かなと思います。
実際やってみても、おすすめはスープです。
参考になれば幸いです。