・何故か問題や心配事が絶えない
・周りの人の反応が恐い
・嫌われているような気がする
・いつも心が緊張していて体がこわばっている
・何をするにも自信がない
・些細なことでもイライラしてしまう
・頭の中はいつもネガテイブなことで渦巻いている
・考え過ぎて先に薦めない
・周りの状況にいつも振り回されていると感じる
・とにかくいつも疲れている
もしかしたら、この記事を読まれるあなたは上記のようなことを常に感じていらっしゃるのでしょうか?
毎日辛いことばかりでなんだか生きづらい・・・
このような心の状態では、とても苦しいですね。
ですが、そんなあなたにとっても簡単でおすすめの方法があります。
それは・・・
「自分の心の中にあるものを紙に書き出して、心の動きを客観的な立ち位置で眺めてみる」
という方法。
ひょっとしたら、なんだかめんどくさそう、難しそうなど思われましたか?
しかし、書き出すというのは、コツを知ってしっかり行うと、かなりの効果が期待できる方法なんですよ。
こう断言でいるのは、自分が実際にやってみて本当に効果を感じてきたからです。
私も、毎日辛いことばかりと感じ、いつも心が苦しかった時期が長くありました。
ですが、紙に書き出すという方法を身につけてから、とても楽に生きられるようになったのです。
なので、この方法をぜひ、毎日辛いことばかりで心が苦しいという人に伝えたいと思います。
とは言え、ただ紙に書くだけではちょっと足りないのも事実。
紙に書くと言っても、心の調整に効果的な書き方のコツというものがあるのです!
それをこの記事で、しっかりお伝えしますね。
毎日辛いことばかりで心が苦しい・・・一体どうすれば良い?
看護師として病棟勤務をしていた時ある日のこと。
2人のスタッフが、詰所の隅で何やら小さな声で話をしていました。
そしてそのうちの1人と目が合い、私は、
「私のこと何か言ってるのかな・・・」
「なんか失敗した私?!」
「何かあるなら直接言ってくれればいいのに」
「・・・」
「・・・」
と、頭の中がこのような状態になることがよくありました。
その時の私の気持ちはとても不愉快な状態なのです。
しかし、整理してみると事実は、
「2人のスタッフが、詰所の隅で小さな声で話をしていた。そのうちの1人と目が合った。」
ということだけです(^^;)
たったこれだけの事実から、私の頭の中では様々なストーリーが作り上げられてしまって、勝手にしんどくなっていたのですね。
話をしていた2人のうち1人は、私にとっては少し恐いなぁと感じていた人でした。
そのため、2人で話す姿を見ただけであれこれと考えてしまったのです。
でも、他の人が見た場合には、別に何も思わない一場面かもしれません。
私たちは目の前の出来事を起こった事実だけ受け入れるのではなく、自分なりの解釈をして受けとります。
つまり、自分の中の思い込みで、出来事が装飾されるわけですね。
ですから、同じ出来事でも見る人によって受け取り方も感じ方も変わってきます。
このことは多くの人は知っていて、他の人のことだと
「思い込みで勝手にしんどくなってるなぁ」
なんて解ることもあるのではないでしょうか。
ですので、
「毎日辛いことばかり」
と思っているのは、実は、
「出来事があなたの中で辛い解釈ばかりになっている」
だけかもしれません。
でも自分、自分自身の場合は、なかなか気付けないことも多いと思います。
そんな時、紙に書くというのがすごく役立つのです!
それでは具体的な書き出し方をお伝えしますね。
本当に毎日辛いことばかり?書き出すことで見えてくる事実
何かの出来事に対して怒りを感じたり悲しくなったりした時、人に話を聴いてもらったり紙に書き出したりすると楽になった経験はありませんか?
想いを外へ出すと、完全に楽になったとは言えなくても、気持ちが少しでも軽くなっていることが感じられると思います。
聴いてもらって楽になるのは、1つは気持ちを理解してもらえたと感じられた時ですよね。
あと、言葉にして出すことで、自分の中で自然に気持ちが整理されてきます。
そして、いろいろと「気付く」のですね。
でも、人に聴いてもらうのは当たり前ですが、1人ではできません。
一方、書くという方法は、1人で1人でこっそりできて、かつ効果抜群の方法なんです!
紙に書き出す作業は1人でするので、見せない限り、当たり前ですが誰かに気持ちを理解してもらえるわけではありません。
ですが、手を使って想いを紙に書き出すことで、
「自分の心の動きを客観的な目で見ることが出来るので、出来事と感情が整理される」
のです^^
自分の心と上手に付き合いながら夢をさくさく叶えているような人たちは、何らかのカタチで、
「自分の心の中の想いを表出すること」
を繰り返しています。
いろいろな表出方法がありますが、
「思いを言葉にして外に出すというのは、物事を客観的に捉えて整理し、心を楽にしていくのにものすごくおすすめの方法」
なんです。
なので、毎日辛いことばかりで生きるのが苦しいなと感じる時は、とりあえず紙に書き出してみるようにします。
何に対してどんな気持ちになったのか、どんなことを考えているのかを書き出してみるのです。
すると、
「起こった出来事自体はとてもシンプル」
であることに気付けるかと思います。
自分の中から、考えや思いを取り出して紙に書いてみることで、外から客観的に自分の心の動きを眺めることができるんですね^^
具体的な方法は、
1、とりあえず嫌な気持ちになっていることをそのまま書き出してみます。
2、書き出したものをあらためて読み返し、「客観的な事実」にマーカーで線を引いたり囲んでみたりして、他と区別をつけます。
書き出してマーカーで区別して見返してみると、その時点で自分の心の動きに気付き、不思議と気持ちが軽くなっていることが感じられると思います。
時間が経ってあらためて見返してみると、「何でこんな話ややこしくして考えてたんやろう」と笑ってしまうこともよくあります^^
紙に書くという簡単な方法なのですが、書き出して外から眺めるというのは心を整理して楽になるとっても効果的な方法なので、ぜひ活用してみて下さいね。
終わりに…
私は以前は紙に書き出すと良いと聞いていても、何となく大層に捉えていて、時間がある時に・・・と先伸ばしにしていました。
でもある時、そうも言ってられないくらい気持ちがもやもやして眠れず、気付いたら紙に殴り書きしてしていたのです。
すると書いたことを繰り返し読んでいるうちに、何だかとても冷静になってきて、気持ちがかなりスッキリとして眠ることができました。
以来、書くことの効果を知った私は、何かあるたびにあれこれ紙に書くのが習慣になりました^^
紙に書き出すポイントは…
1、考えるのではなく、浮かぶままに紙に書き出す。
2、書き出したものを、「客観的事実」と「自分の思うこと」に区別する。
以上の2点です。
苦しいのは、頭の中で、事実と思い込みがごちゃごちゃごちゃになっているから。
なので、それらを区別してあげると、辛いことの割合が随分減らせたり、すぐに流せるようになったりしますよ!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。