あなたは誰かや出来事に、激しい怒りを感じた時どう対処されますか?
相手にぶつける?
ぐっと我慢する?
ついつい感情のままに相手にひどいことを言ってしまうという人もいらっしゃるかと思います。
ぶつければその瞬間は発散できた気になるかもしれません。
けれども後に嫌な気分が残りませんか?
それはそのはず。
自分が放った激しい言葉は、相手だけでなく自分自身にも聞かせているわけですもの。
また、怒りを相手にぶつけず、自分の中にため込む人も多いですよね。
私もそうでした。
けれども、いつまでもやりとりの場面が頭の中を回り、繰り返し怒りを再現することに・・・
何とかしたいと思いますが、勝手に頭に浮かんでくるのでどうしようもありません。
こんな時、本当にどうしたらいいのかと思いますよね。
でも大丈夫!
誰かに対して激しい怒りを感じた時は、実は自分の望みに気づいて叶えていく大きなチャンスなのです^^
その方法を詳しくお伝えしますね!
怒りは望みを知るチャンス!上手に解放して行動のエネルギーに!
先ほども述べたように、怒りは自分の本当の望みを知るチャンスでもあります。
誰かに怒りを感じた時、ついつい相手に怒りの感情を向けがちです。
相手のせいで自分の気分は害している、と。
けれども、必ずしも相手に悪気があったわけではないことも多いですよね。
他の人が聞けばそんな怒ることなのか?と思うようなケースも少なくありません。
そもそも、物事には良い悪いというのは本来はないのです。
良いとか悪いとか、正しいとか間違っているなどと意味づけているのは人間なのですね。
それぞれの人が、自分の価値観や思い込みと照らし合わせて無意識に判断しているのです。
社会的な流れとか。
ですから、誰かに対して怒りを感じた時は、自分の中にどんな思いがあるのかを知る大きなチャンスなのです。
そして、激しい怒りを感じた時ほど、自分にとって重要な本心に気づく大チャンス。
なので、怒りを感じた時はぜひ相手ではなく、自分の心が激しく反応したわけに意識を向けてみるのがおすすめなのです。
そうすることでプラスのエネルギーに変えていくことができ、望みの実現につなげていくことができます^^
具体的な流れとしては、
1、怒りを紙に書き出しながら十分に味わう
2、書き出したことを繰り返し読み返し、どうして怒りがわいているのか心に問いかけてみる
3、本心に気づいて、行動できることがあればすぐ行動に移してみる
このような感じになります。
とは言え、これだけではよくわからないですよね。
なので、実際に事例をみていただければと思います。
静まらない怒りを行動エネルギーに変えて解放した事例
怒りのエネルギーをプラスのエネルギーに変えるって一体どういうことなのでしょうか?
これはかなり前の父とのやりとりなのですが・・・
父が勝手に私の部屋の窓掃除をしたようなのですね。
父としては良かれと思ったのでしょう。
してくれたので感謝しないといけないのかもしれません。
けれども私としては、勝手に部屋に入ってあれこれ触ってほしくはないのです。
大事な書類とかいろいろあるし、見られたくないものだってあります。
なので、私の部屋の掃除は自分でするからしなくて良いということを言ってしまいました。
自分では感情は抑えたつもりですが、やはり言葉の端々にはとげがあったでしょう。
そのせいか、父もやや強い口調で、汚いからしたんやとか、いつまでにちゃんと掃除しておきとか、うるさく返してきたのです。
そこですごくカチンときてしまいました。
でもそのまま口を開けばまず良いことはありません。
怒りに任せて言葉を口にすれば、取り返しのつかない状況にもなりえます。
そのことは十分理解していたので、いったんその場を離れました。
そして一人になって紙に思いを書きなぐり、ぐちゃぐちゃに丸めて投げたりして、感情を味わい尽くすことにしたのです。
これでたいていは落ち着きます。
ところが、その時は静まらなかったのです。
ここまで読んだ時点では、たいして怒ることでもないのでは?と思われるかもしれません。
けれども、窓掃除は実は私の中で内心すごく気にしていたことだったのです。
空間は自分の心に影響を及ぼします。
なので、私は自分の過ごす空間を心地良くきれいに保ちたかった。
それに、きれいに掃除ができる人とも思われたかったのです。
でも忙しいからと理由をつけて、何となく先延ばしにしていた矢先でした。
なので、いいタイミングで地雷を踏まれてしまったのです。
出来事と思いをじっくり読み返した時に、そんな自分の本心に気づきました。
でもまだ怒りは収まっていませんが、「二度と先に言わせまい」など思いながら部屋掃除に取り掛かりました。
すると、怒りのエネルギーはすごいですね(^-^;
気になっているところの掃除が全部一気に片付いてしまいました。
しかも、掃除に没頭しているうちにだんだん怒りもなくなって、気分はさわやか。
そして、父に対しても動くきっかけをつくってくれてありがとうとさえ思えてきました。
なので、そのあと、正直に自分の心の流れを父に穏やかに話すことができ、きつい言い方をしてしまいごめんなさいと伝えることができました。
すると、父も自分が勝手にしたのが悪かったのだと言ってくれて、お互いに気持ち良い結末を迎えることができたのです。
おわりに
いかがでしょうか?
今回の事例でも、ただ父に言われたからするのだという感じだとダメなんです。
それは「させられている」という義務感しか残らないから。
なので、しっかりと、なぜ自分が怒りを感じたのかを知るというステップが大切です。
「自分の正直きにしていたのだ。これがしたかったのだ。そう気づいたから行動する。」
こんな風に、自分の本心がこうだから行動するのだと認識することがとても重要です。
そうすれば、怒りで本心に気づいてさらに行動エネルギーに変えて上手に解放することができるはずですよ!
ぜひ参考にしてみてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。