人間だれしも辛い時はあるものですよね。
なので、つい誰かに愚痴ったり、辛い胸の内を話すのは自然なことだと思います。
でも、口を開けば不幸話ばかりとなると、ちょっと「うざい・・・」て思っちゃいますよね。笑
時にはあなたも大変だったことを話したくなることもあるかもしれません。
また、別に聴いてもらいたいわけじゃないけれど、流れで辛いかった出来事について話すこともあるかもしれません。
そんな場合にも、「私なんてもっと大変で・・・」と話をとられ、結局相手の不幸話が延々と繰り返されるということもあるでしょう。
そんな「自分だけが不幸」と思っている人へは、どう対処するとスムーズで不快にならずに済むでしょうか?
こんな記事を書いていますが、振り返ると私自身「自分が一番不幸」と思っていた時期がありました。
そう言えば、いつも不幸アピールしていたなぁと思います。
今思うと、私めちゃうざいやんって思います。笑
そこでこの記事では、当時の自分を振り返り、
・自分だけが不幸アピールをする心理
・不幸自慢の相手への上手な対処
についてお話しします。
自分だけが不幸とアピールする人の心理って?私の場合はこうだった
今は仕事柄もあり、圧倒的に聴き手になることが多いのですが、サロンをオープンする少し前の私は、まるで悲劇のヒロイン状態でした。
詳細はここでは省きますが、とにかく自分が今どれだけ大変かを切々と語り、時には泣き、必死に共感を得ようとしていたと思います。
正直、かなりうざい感じになっていたでしょう。笑
でも、当時の私はまったく認識がないんです。
自分が不幸アピールしているなんて・・・
ただただ辛くて必死。
それに、そんな再三不幸話を繰り返している自覚もなくて・・・
幸い周りの人は温かく対応してくれていました。
内心思うところはいろいろあったかもしれませんが(^^;)
当時を振り返ると、自分だけが不幸アピールをする心理には、
「頑張っている自分を認めてもらいたい」
というのが大きかったように思います。
今の自分を肯定してもらいたいんですね。
褒めてもらいたいし、よしよしされたいんです。
あと、
「こんなに大変なんだから、少々のことは許してね、見逃してね」
というように、無意識に自分を守る心理もあったように思います。
自分だけが不幸と思っている人にはこう対応すると楽かも?
普段は何も言わない人がふと胸の内を漏らすような時、きっとうざいとは感じないでしょう。
一方、普段から口を開けば不幸話をされては、やはり聴いている方はしんどくなってきますよね。
自分だけが不幸だと思うな!って言いたくなるかもしれません。
でも、不幸アピールをしている人は、悪い人ってわけじゃないんです。
しんどいのは本当で、必死なだけなんです。
他の人を思いやるだけの余裕がないだけなんです。
誰もが持っている「愛されたい、認められたいというピュアな思いをもつ、あなたと同じ1人の人なんです。
ですから、そのことを理解した上で、対応してあげてもらえたらなぁと思います。
そこで、具体的な対応案は以下の4つ!
1、時には徹底的に聴いてみる
うざいと感じでほとんど耳を傾けてこなかった場合には、一度真剣に話を聴いてみてはどうでしょうか?
うざいと感じるのは、相手の話をフィルターを通して聴き解釈した結果生じています。
つまり、聴く耳で話を聴いていないんですよね。
なので、一度フィルターを取っ払い、あるがままに話を聴いてみるんです。
聴いてもらえたのことが実感できた相手は、もしかしたら何かしらの気づきを得て変化が起こり始めるかもしれません。
聴く場合には、傾聴という方法がおすすめです↓
2、さらっと流しちゃう
不幸話をするたびに「うんうん」と聴いていると、だんだん相手もこの人は聴いてくれると思って依存し始める可能性があります。
そうなると、お互い後々しんどくなります。
不幸話をする人も、私の経験上一応相手は選んでいます。
聴いてくれないとわかれば、よほど空気が読めない状態出ない限り、あまり話さなくなります。
10回に1回くらいじっくり話を聴いて、それ以外は「大変やね~」くらいでさらっと流してみてはどうでしょうか?
相手もだらだらと自分の話をしなくなるかもしれません。
3、話を聴いてくれるサービスを提案してみる
全国には傾聴スキルを習得したボランティアさんによる、「傾聴ボランティア」というものもありますよ!
最寄りの社会福祉協議会に、傾聴ボランティアを利用できるところがあるか聞いてみるといいかもしれません。
また、「よりそいホットライン」というのもあります。暮らしの中のお悩みを始め、深刻な内容まで幅広く対応しているようです。
また、「ココナラ」などの利用も1つ。
お悩み聴きますとか、愚痴聴きますなど、格安でお話を聴いてくれる人も多いです。
うざいと思いながら話を聴くより、全然知らない第三者の方が案外話しやすい、聴きやすいということもあるかもしれません。
ちらっと情報提供してみてはいかがでしょう?
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4、しばし距離をおく
正直もうあまり関わりたくないなという場合には、距離をとるのもお互いのためかもしれません。
毎日会う人なら必要最小限の会話のみ、そうでないなら連絡は控えるなど、距離をとってみてはいかがでしょうか?
終わりに
「自分だけが不幸」
そう思って不幸な自分を何度もアピールされると確かにうざったいです。
でも、悪気はなくて必死なだけなんです。
自分で気づいて抜け出すことができれば、本来とても素敵な人かもしれません。
なので、そのことを心の隅に置きつつ、メリハリのある対応をされてはいかがでしょう。
きっとこれまでより愛ある気持ちで相手と向き合えるかも?
最後まで読んでいただきありがとうございます。