帰宅してからいつも仕事のことが不安になる。
このように悩まれている方は、結構多いみたいですね。
私の周りにもそう話す人はいますし、私自身も以前は本当に悩んでいました。
私の場合は、
・仕事から帰ってからミスの有無が漠然と不安になる
・仕事から帰ってからミスに気づいて不安になる
以上の2つのパターンが多かったように思います。
あなたはいかがでしょうか?
いずれにしても、しんどいです。
たまに仕事の不安が出てくる程度ならともかく、頻繁だと本当に苦しいですね。
仕事をすること自体、こわくなるかもしれないし、実際私は恐怖でした。
この記事では、自身の体験も踏まえ、
「仕事から帰った後から出てくる不安をスッキリさせる方法」
をお話します。
仕事から帰ってからミスがなかったか不安な場合の対処は?
1つ1つ確認しながら行ったはずだけど、ミスをしているかもしれない。
あるいは、自分の言動が、まずかったかもしれない。
こんな風に、明確な問題があるわけではないものの、帰宅してから漠然と不安になることもありますよね。
ミスが発覚したわけでも、明らかなトラブルが発生したわけでもないのです。
でも、不安になるのには、どんな理由があるのでしょうか?
自分自身を振り返ってみると、
・周りの人の評価が気になる
・少し気になることがあったけど確認しないまま帰った
・目の前の仕事に集中できていなかった
・忙しすぎて、とりあえずこなした部分がある
といった状況の時、帰ってから不安になっていたように思います。
また、ミスをしてしまった時に、上司にきつく怒られた経験も多くあり、
「怒られたくない」
などと、常に上司の存在を気にしていたことも、仕事の不安が頭から離れない要因として大きかったと思います。
予定外のことが入ったり、すごく忙しくなった時などは、
「とりあえずこなさないと」
と必死で、1つ1つが雑になってしまうこともありました。
どう対処する?
このような場合の対処でポイントになるのは、まず「問題の明確化」だと考えています。
なんとなく頭の中で気になることを考えていると、不安になります。
それは、頭の中のさまざまな情報と絡み合い、問題が膨らむからです。
そのため、帰宅後不安で仕方がないような時、1日の流れを紙に書き出していました。
紙に書き出すと、
・ミスの可能性がありそうなこと
・ミスしていたら問題なこと
が浮かび上がります。
だとすれば、上記2点について対処をすれば良いことになります。
例えば、上記2点の場面を振り返り、状況がどうであったかを確認してみる。
そして、ミスは発覚していないけど、可能性があり緊急性の高い内容ならば職場に連絡する。
このような対処ができるかと思います。
でも、振り返ってみてもミスに思い当たることがない場合もありますよね。
その場合は、考えてもきりがありません。
考えれば考えるほど膨らんでしまい、気力も集中力も奪われてしまいます。
そうなれば、また別のトラブルを招くこともあるでしょう。
ですから、「何かあればその時考える」というように、割り切るようにしています。
実際のところ、取り越し苦労であることも多いものです。
仕事からの帰宅後にミスに気づいて不安な場合の対処は?
続いては、帰宅後ミスに気づいた場合です。
仕事中に気づけば対処もできますが、帰宅後にミスに気づくことも少なくないでしょう。
仕事の緊張から解放されて、考える余裕ができたから気づくのかもしれませんね。
この場合の対処は、緊急性の高いことであれば、すみやかに職場に連絡するのが先決です。
気づき次第報告するか、後日出勤時に報告するかは、ミスの内容によるかと思いますが、なるべく早めに正直に報告する方が良いでしょう。
ミスが続いていたり、過去に上司に厳しく怒られたりなどの体験があると、言いづらいことがあるかもしれません。
私もそういう時があり、報告を先延ばしにしてしまったことがありました。
でも、それは間違いでした。
自分の中でますます不安と罪悪感が募りますし、内容によっては人に大変な迷惑がかかります。
気づいてすぐに対処すれば問題は最小限で済んだことが、報告が遅れたことで大問題となる場合は少なくありません。
仕事から帰ってから不安な思いをしないためにできること
ポイントは、
・できるだけミスをしない対策をすること
・ミスに気づいたら極力早急に報告して相談すること
この2点です。
具体的には、
1、日頃からスタッフ間のコミュニケーションをしっかりとる
2、ミスした内容をメモしておき、パターンを知る
3、報告が遅れれば遅れるほど悪化
4、モヤッとしたことは小さなことでもその時にきちんと確認
どんな人も、集中力や判断力が落ちればミスはします。
ですから、できるだけ心身の状態を整えておくことが大事です。
また、どんなに忙しくても、1つ1つの行動を落ち着いて行うこと。
なかなか難しいかもしれまん。
それでも、急いでいる時こそ、慎重に動く意識づけはとっても重要なんですよね。
また、職場の人たちとのコミュニケーションを日頃からよくとっておくこも大事。
スタッフ間のコミュニケーションが薄いと、いざ連絡が難しく感じます。
互いにフォローし合える関係づくりはとても大事です。
その他、一度したミス、ひやっとしたことをその都度振り返っておくこと。
これらを見直すことで、自分がミスしやすいパターンに気づけたりします。
それともう1つ。
帰宅してからミスに気づいた場合、仕事中に実は少しもやっとする点があったけど、曖昧にして帰ったというケースもありませんか?
もし、その「モヤっ」に対処していれば、ミスは起きなかったかもしれません。
ですので、そういう小さな違和感をそのままにして帰らないこともとっても重要なのではないでしょうか。
終わりに
やっと終わったと思ったのに、帰宅してから不安に過ごすのは辛いですよね。
それが頻繁になるとすごくしんどいです。
でも、人間ですから、ミスはします。
なので、
・人はミスをするものとして、対策をする
・ミスに気づいた時にいかに素早く対処できるかで結果が変わる
以上の点がポイントになるかと思います。
あと、最善をつくしたけど漠然と不安という場合には、考えても仕方がないと割り切ることも必要かもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。