なぜか不思議なほど、物事がうまくいく時ありませんか?
たった1つの小さな行動から、びっくりするような進展があったり。
反対に、とてもがんばっているにも関わらず、何もかもがうまく進まない時もありますね。
「物事がうまくいくときといかないとき」
この両者の違いは、一体何でしょうか?
このテーマについて自分を振り返ったところ、気づいたことが1つありました。
それは、「直感」の存在です。
物事がうまくいくときに共通していたこと。
それは・・・
「直感に従って行動していた」
ということでした。
直感と言うと、少し特別な能力のように感じられるかもしれないですね。
ですが、全然特別ではなく、誰にでも備わっているごく自然な能力なのです。
直感があるかないかではなく、
「直感をうまく活用できているかできていないか」
の違いなのですね。
この記事では、物事をうまくいかせるために、
・直感力を高める方法
・直感を上手に活かすコツ
をお話しします。
物事がうまくいくとき私はいつも直感に従って行動している時だった
悩んでいることがある時、どうにか解決したくてもがくことはありませんか?
ああでもない、こうでもないと考え続け、失敗しないようにどうしたら良いのかを突き詰めて考えて、物事を思う通りにコントロールしようとしがちです。
でも、思うようにいかなくてイライラしたり、無理に思う通りに動かそうとして、かえってややこしことになる・・・
なんとかしようとすればするほど、物事はうまくいかないことが多いものです。
このようなご経験、あなたもあるのではないでしょうか。
私もいっぱい、覚えがあります。
「絶対こうしたい」
「こうせなあかんねん!」
と力んでいる間は、どうにも方法が見つからなかったり、一生懸命行動しているのに形にならないのです。
ところが、「もう良いや・・・」とあきらめかけて、別のことに集中しだしたところ、思いがけないチャンスがあらわれることがよくありました。
例えば、私は以前、病院でアロマトリートメントのボランティアをさせていただいておりましたが、はじめる前、とても難しく考えていました。
インターネット検索でアロマボランティアを受け入れている病院を探したのですが。私の住む地域では全然見つかりません。
既にアロマボランティアを受け入れているところがあれば希望しやすいです。
ですが、見つからないとなると、自分でどこか病院に出向いて売り込むしかないと思いました。
ただ、当時の私には、非常に勇気のいることでした。
「どこに行けば良いの?」
「まず電話しようか?」
「誰と話すの?事務の人?看護部長?病院長?え…めちゃ怖い…」
「断わられたらどうしよう…」
「冷たくあしらわれたら悲しいな…」
そんなことを考えていると、病院でアロマボランティアを始めることが、すごく困難なことに思えました。
そして、だんだんと考えることに疲れてしまいました。
そのため、自分が誰かに楽しくアロマトリートメントをして喜ばれているイメージは思い描きつつも、それを達成するプロセスを考えるのはやめることにしたのです。
そのころ、イラストなど他に楽しみごとを見つけていたので、イラストなどに没頭して過ごすことにしました。
すると、そんなある日。
ハローワークで、さまざまな病院や施設が紹介される説明会がありました。
そのころ、フルタイム勤務をしていた職場を退職した時でしたので、これからの働き方を考えるのにハローワークに通っていました。
その流れで、説明会にも参加することになったのです。
説明会が終わると、各病院や施設の個別の相談時間が設けられました。
実は、私は説明会だけ受けて帰るつもりでいたのですが、ふととある病院の担当者さんが目に入ったのです。
正直、相談したいことは特になかったのですが、なんとなく気になり、その担当者さんの相談ブースに行きました。
すると、いつの間にかアロマボランティアの話になっていたのです!
そして、トントン拍子に話が進み、数日後にはアロマボランティアを始めることになっていました。
あんなに難しく考えていたのが、なんとなく気になるという感覚に素直に従ったところ、あっさり叶ってしまったのです。
まさしく、直感の力ですね。
物事をうまくいかせたいなら直感力を高めよう!そのためには・・・?
私がよく直感を受け取るタイミングは、
・明け方布団の中でうとうとしている時
・何かに集中している時
・心からくつろいでいる時
以上のタイミングがほとんどです。
中でも、明け方布団の中で直感を得る頻度が極めて多いです。
最初は、直感を意識していなかったので、見逃していた時が多かったと思います。
ですが、ふとひらめいたことをメモするようになり、目の前のこと(人)に対して感じることに素直に行動することを繰り返すようにしました。
すると、たいていその後の展開が、良い感じなんです^^
よく直感が働いた時の表現を、「ピンと来た」などと言いますよね。
正直、ピンと来たという感じなのかはよく分かりません。
ですが、その後の展開が大きく良い方向に動くひらめきやチャンスを得た時は、振り返ってみると、いつも心に心地良いざわつきがあるんです。
これはたぶん人それぞれ感覚が少しずつ違うと思います。
恐らく、直感を大切にしていくと、だんだんはっきりとわかるようになると思います。
浮かんだ考えが直感なのかどうなのかわからない時は?
直感なのかどうなのかどうにもよくわからないという時ありますよね。
そんな場合は、直感らしきものを感じた時の状態が、以下に当てはまるかチェックされると良いですよ。
1、心が静かに満たされた感じ
2、心が落ち着いていて、ニュートラルな感じ
3、何かに熱中していて、クリアな感じ
4、ウトウトして気持ち良い感じ
5、お風呂や自然などでのんびりくつろいでいる感じ
反対に、以下のような状態で浮かんだ思考や何かの機会は、直感とはちょっと違う可能性が高いです。
1、損得勘定の傾向が強くなっている状態
2、世間体を気にしている状態
3、「こうならねば」「絶対こうすべき」「絶対こうしたい」など執着心が強くなっている時
4、テンションがやけに高い時
5、不安や苛立ちが強い状態にある時
そして、直感力を高めるコツですが、自分の感覚に敏感になってみることです。
感じること、ふと浮かんだことなどをそのまま流さず丁寧に拾い上げるんです。
そして、できるだけ速やかに、行動に移すようにします。
これを繰り返すと、感覚が鋭くなり、直感に気づきやすくなりまり。
あと、できるだけ自分を良い気分にすることも大切ですね。
ハイテンションにならなくていいので、意識的に心地良い状態に身をおくようにします。
そのためには、自分がどんな時心地良いか、何をすると穏やかになれるかなど自分自身のことを知っておくことが大切です。
それともう1つ。
さらに直感が眠る前など、リラックスできる時に、自分自身にこう問いかけると良いです。
「どうやったら○○なりますか?」
例えば、
「どうやったら明日の旅行を最高に楽しいものにできますか?」
とか、
「どうやったらお客様に喜んでもらえるサービスになりますか?」
こんな感じです。
手帳などに書き込んでも良いですよ。
こうしておくと、非常にピンポイントでひらめきやチャンスを得やすくなるんです!
ぜひ試してみて下さいね^^
終わりに・・・
私たちは、認識している情報の中で物事を考えます。
ですが、実際には私たちが認識していない情報の方がはるかに多いんですよね。
その認識していない情報にアクセスできると、困難に思っていたことでも抜け道が見つかることが大いにあります。
そして、その認識していない情報にアクセスした結果、奇跡的なひらめきやチャンスを得ます。
それが直感です。
ただ、直感は意識して高めていかないとなかなか気づいて活用できません。
うまく直感を活かしていけると良いですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。