生きていれば、程度の差はあれ苦手な人が出てくるものだと思います。
少し苦手なだけだったり、たまに会うだけの相手であれば、そこまで気にならないでしょう。
ですが、同じ職場だとか、なんらかの事情で頻繁に会わなければならなかったり、連絡をとる必要がある場合、非常につらいですね。
なるべく苦手な相手のことを考えないようにしようと思っても、無意識に浮かんできませんか?
関係性や状況によっては、常に相手が頭から離れず苦しい場合もあるのではないでしょうか。
そこで!
苦手な人が自然に離れていく、あるいは気にならなくなる、とっておきの方法があります。
それは、
「苦手な人の幸せを願う」
という方法です。
無理~!と思う人もいらっしゃることでしょう。
私も「え?そんなん無理」と思いましたし、そんなことで苦手な人が離れていくなど信じられませんでした。
ですが、やってみないことにはわかりません。
それに、他に良い方法も見つからないので、やってみることにしたのです。
するとどうでしょう!
本当に、あれほど苦手で私の頭を悩ませた人がス~と離れていったのです。
この記事では、「苦手な人の幸せを願った」結果と、実際に行った方法を具体的にお話しします。
ぜひ、参考にしていただけるとうれしいです。
苦手な人の幸せを願うとどうなる?
私たちは、何かに意識を向けると、その対象とエネルギー的につながると言われています。
例えば、誰かのことを考えていたら、相手から連絡がきたご経験ありませんか?
あるいは、誰かに連絡したら、「ちょうどあなたのことを考えていたところだった」などと言われたご経験もあるかもしれません。
私は後者のパターンをよく経験しています。
このような経験を多々すると、エネルギーとつながりを感じます。
苦手な人に意識が向いている時も、その相手とエネルギ的につながっているということです。
相手の言動を繰り返し思い出したり、まだ起きていない嫌なシチュエーションを想像して勝手にイライラしたり・・・
苦手な人のことを考えている時、不快な感情でいっぱいになりますね。
つまり、苦手な相手のことを考えれば考えるほど、不快なエネルギー状態でつながり続けているということです。
だとすれば、気力を消耗するだけでなく、相手との関係はますます苦しいものになるでしょう。
そこで、このようなつらい状況を手放す方法の1つとして、苦手な人の幸せを願うことはとても効果的なのです。
相手の幸せを願うことで、自分が放つエネルギーがふわっと軽くやわらかなものに変わるのです。
苦手な人の幸せを願った結果起きたこと
相手の幸せを願う方法は、本やYouTubeなどでもよく紹介されていますし、かなり前から知っていました。
ただ、あまり信じていなかった私は、実際に行なったことはありませんでした。
ところが、ある時期ものすごく苦手な人がいたのです。
相手の前に行くと萎縮してしまったり、何かと振り回されてしまったり。
苦手なら接点を持たなければ良いという考えもありますが、そう簡単ではない場合もあるものです。
会ったり連絡しなければならない状況になるたびに、ごちゃごちゃと考えてしまいとてもしんどくなっていました。
それはもう、他のことが手につかないほど・・・
そこで、「相手の幸せを願う」方法を試してみました。
とは言え、苦手な相手の幸せを願うというのは、結構難しいものです。
嫌な考え、想像ばかりが出てくるのです。
そのため、まず最初に行なったことは、イメージワークです。
相手のことが頭に浮かぶたびに、イメージで箱に入れて消します。
相手のエネルギーを相手のもとへ戻し、自分のエネルギーだけを残すイメージです。
苦手な相手のことがいくらでも頭に浮かびますが、そのたびに淡々とイメージワークを行ないました。
何度も繰り返すうちに、徐々に頭に浮かぶ頻度が減り、不快な気持ちが薄れていきました。
すると気持ちに少しずつゆとりが生まれ、相手のことを思い浮かべても、やわらかな気持ちでいることができました。
その時点で随分楽になり、相手の幸せを願う気持ちにもなれました。
すると、不思議なことに、実際に相手との間に距離ができはじめ、少しずつ接点が減っていったのです。
終わりに
苦手な人がいると、とても気持ちがしんどくなりますね。
ただ、苦手な人との関りを通して生じる感情をみつめてみると、自分の本音や自分を縛る思い込みに気づけることが多々あります。
その体験は、今後の人生を豊かにする助けになり、苦手な人の存在は実はありがたい存在でもあると思っています。
苦手な人の幸せを、いきなり願うのは難しいかもしれません。
まずは、相手のことを嫌だ、苦手だと思う気持ちがあることを認めることが大切です。
その上で、ご紹介したイメージワークなどで自分のエネルギーをクリアにします。
そして、無理なくできる程度でいいので、イメージで相手をやわらかな気持ちで包んであげましょう。
きっと、苦手な人との関係が最善の流れになっていくはずです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。