パジャマ、スパッツ、ルームウェア、ジャージなど。
サイズを確認の上購入はしたものの、ウエストのゴムが妙にきつい・・・
そういうことありますよね(^^;)
試着できればいいですが、試着できないものだってあります。
そういう場合、表示のサイズが合っていても、自宅で身に付けてみるまでは実際合うかどうかわかりません。
また、これまでは履けていたけど、何らかの事情によりウエストをゆるめたいというケースもあるでしょう。
でも、ゴム穴がないものやゴムが布に縫い付けられているなど、簡単にゴムの交換ができないものも多いんですよね・・・
そういう場合、あきらめて一回り大きいサイズを買うしかないのでしょうか?
あるいは専門店でゴムの交換をお願いするしかないのでしょうか?
そう思って調べていたら、画期的な方法を見つけたんです!
そして、試してみたらあっさりウエストのゴムをゆるめることに成功^^
なのでこの記事では、
「ウエストのゴムを交換したいけど縫い付けてある場合の対処法と注意点」
以上の2点について、実際に行ってみた感想とともにお話したいと思います。
ウエストのゴムが縫い付けてある!きついなら買い替えるしかない?
昔は、結構簡単にゴムが入れ替えられるものが多かったように思います。
でも、最近はゴムが布に縫い付けられているタイプが多いですよね。
縫い付けてあると、ゴムがねじれたりといった問題はないですよね。
けれども、ゴムを交換したい場合には、ちょっと難儀です(^^;)
最近、私の母が腹部を手術しました。
なので、ウエスト周りがきついと辛いんですね。
ズボンは、普段から一回り大きいサイズを履いていたので良いのですが、スパッツ類はそうではなかったんです。
サイズの大きいものに買い変えようかとも思いましたが、ちょっとあまり多くはないサイズなんですね(^^;)
なので、最寄りのスーパーにはあまりなくて…
通販なら見つかりますが、実際身に着けてみないと合うかどうかわかりません。
それに、そんな安いわけでもないので、できれば家にあるもののウエストを調整したかったのです。
お店でお直ししてもらうのも、ざっと調べたところ2500円前後のところが多たんです。
う~ん…
1枚直すごとに2500円?
それはちょっと辛い…
そこでいろいろ調べてみました。
すると、ウエストのゴムが縫い付けられてあるタイプでもなんとかなりそうな方法がいくつかあったのです。
その中で試してみたのが、
1、引っ張って伸ばす方法
2、アイロンを使う方法
3、ゴムを切る方法
以上の3つです。
それぞれについて詳しく結果を報告したいと思います。
ウエストのゴムが縫い付けてあるタイプでゆるめたい場合の対処法
私がトライしたのは、スパッツとズロースのウエストのゴムです。
それぞれ、、引っ張って伸ばす方法、アイロンを使う方法、ゴムを切る方法を試してみたので、
・実際どうやったのか
・伸びたのか
・どんな注意が必要か
以上について報告します。
1、引っ張って伸ばす方法
これは、一番シンプルですね。
でも素材によっては時間がかかるし、ほとんど効果がないケースもあるみたいです。
私が試したのはスパッツです。
使用したのは、大きな椅子。
両サイドにひじ掛けにスパッツを引っ掛けて、常時ウエストのゴムが引っ張られた状態にしてみました。
結果は、10日ほど経った頃、少しゆるみました。
サイズを測定していなかったので、感覚的なことしか言えないのですが・・・
方法はシンプルですが、即効性は期待できないですね(^^;)
2、アイロンを使う方法
この方法は、結構みなさんよくされているようです。
ゴムの部分を引っ張った状態で、スチームアイロンをかける方法です。
簡単かつ効果的な方法だと思いますよ。
ウエストのゴムを引っ張っておく方法は、アイロン台を使うケースが多いみたいです。
こんな感じ↓
こちらズロースです。
まだ履いていないズロースなので安心してください。笑
でも、うちのアイロン台では、サイズ的にちょっと幅が狭く、程よく引っ張れそうになかったんです。
なので、ウエストのゴムの一部分をアイロン台の角に引っ掛けて、反対側は手で引っ張りながらアイロンをかけてみました。
ウエストのゴム全体にスチームアイロンをかけてしまうと、ちょっとゴムが伸びすぎてしまう可能性があります。
なので、2箇所くらいにスチームアイロンを10秒ずつ3回くらい押し当ててみました。
すると、ちゃんと良い感じに伸びました!
アイロンをかける前が、ウエスト周り55.5㎝だったのに対し、実施後は61.0㎝!
状態も悪くなっていません^^
下記の写真は、アイロン後です。
ただ、この方法はアイロンをかけても良い素材かどうかは確認した方が良いですね。
綿100%とかなら問題ないです。
ちなみに私が試したズロースの素材は、93%がナイロンで7%がポリウレタンでしたが、特に問題ありませんでした。
3、ゴムを切る方法
この方法は、少しだけ難易度があがります。
とは言っても、方法はいたってシンプルです。
まず、やじるしの部分の糸をリッパ―を使って、幅4cmくらいほどきました。
※リッパ―:縫い間違えた時などに糸をほどく、先のとがった道具。100均にもあります。
どれくらいゴムをゆるめたいかで、糸をどれくらいほどくかは変わってくるかと思います。
これで、中のゴムが見えてきましたね。
そして、ゴムだけ縦に切ります。
すると簡単にその部分がゆるみました。
あとは、もとの通り、糸をほどいた部分を縫い直すだけです。
切った糸の端がほつれてきてはいけないので、もともと縫っている部分に少し重ねて手縫いで閉じました。
ちょっといびつなのはご愛敬(^^;)
スパッツとしてズボンの下に履くので、特に問題ないですね。
もう少しゆるめたい場合には、もう1か所くらい同じようにしたら良いでしょう。
注意点としては、ゴムを切る時にうっかり布まで切らないことでしょうか。
1つ1つの工程を丁寧に行えば、かなり目立たずきれいにできると思います。
トータル時間も、5分くらいで出来ました。
これならゴムを傷めることもないですね^^
まとめ
・ウエストのゴムが布に縫い付けられていて、きついから伸ばしたい
・家の中履く、あるいはズボンなどの下に履くから別に少々見た目が悪くても大丈夫
・お直しに出すのは高いからできれば自分でなんとかしたい
・今すぐウエストをゆるめたい
このようにお悩みの場合は、
・スチームアイロンを使う
・ゴムを切る
以上の方法がおすすめです。
素材など希望の条件によって、どちらの方法にするか選択されると良いですね。
コツは、「慌てず丁寧に」でしょうか。
でも、ここを押さえておけば大抵大丈夫だと思います。