突然口の中を噛んでしまった。
疲れやストレスで口の中が荒れている。
原因はよくわからないけど口の中に痛いできものができた。
こんな時、何が辛いってその痛みですよね~(^^;)
あなたはどう対処していますか?
私も原因問わず口内炎がよくできる方です。
特に、自分で噛んでしまうことから悪化するケースが多いですね・・・
一度出来てしまうと治るまでに2週間くらいかかってしまいます。
また、せっかく治りかけてきているという時に、再び噛んだり。
噛んだところは膨らんでいるので、気をつけないと2回3回と噛んでしまうんですよね・・・
そこで役に立つのがアロマテラピー!
もちろん、劇的に即効性があるとは言いません。
効果の感じ方は人それぞれです。
それでも、上手に使うと、痛みの緩和と早期治癒にかなり役立つということを体験しました。
なのでこの記事では、
・どの精油をどう使ったのか
・どんな状態がどう経過したのか
・何に注意したのか
その経過と結果を具体的にそのままに記したいと思います。
口内炎のケアに使ったアロマの精油はこの2つ!経過と結果を記録
口内炎を出来るだけ早く楽に治すためには、なるべく早い段階での対応が大切。
これは言うまでもないですよね。
軽いうちに処置しておくと、悪化が防げるので随分経過が変わってきます。
とは言え、何をどう処置するのか・・・
そこで選択したのが、アロマでのうがい。
私が愛読しているアロマの本の1つである、「アロマテラピーバイブル」に紹介されていたのは、テイートリーorペパーミントorラベンダー(2~3滴ずつ)を用いたうがいが紹介されていました。
「せきが出る・のどが痛い」時の対処法としての紹介でしたが、そこにはこう書かれていました。
のどの痛みだけでなく、口内炎ができている時、歯周病や口臭が気になる時にもおすすめです。
引用元:アロマテラピーバイブル(p108ページ)
具体的な使い方としては、ウオッカに精油を混ぜて水で割ったうがい薬をつくって使用する方法が紹介されていました。
精油は基本的に原液使用はできません。
でもラベンダーとテイートリーに関しては、少量であれば原液使用が可能とされています。
ペパーミントも、直接塗付可能と説明されたものを読んだことはないのですが、歯磨き粉に混ぜたり、虫刺されに少量塗布する方法などは紹介されていることがありますね。
私も歯磨き粉つくる時に、ペパーミント入れたことあります。
で私が使用しているのは、テイートリーとラベンダー精油です。
この2つはいずれも比較的安く手に入りやすい精油であり、抗菌・抗炎症作用があるとされています。
それぞれをどう使用して、どう経過したのかを次に記します。
口の内側(ほっぺの内側)を強く噛んでしまったケース
私の場合、疲れている時などは簡単に噛みます(^^;)
そして、一度噛んだところは膨らんでいるので、また噛みやすいんですよね。
噛んすぐより、しばらくしてからの方が痛くありませんか?
この時使ったのは、まずはテイートリーでのうがい。
これがアロマを口内炎に使った初めての体験でした。
まだ知識が浅くで、よくわからないままに使ったのですが、この時はコップ一杯の水に直接テイートリーを3滴くらい入れました。
そしてよく混ぜてうがいしたのですが、とにかくまずい・・・
強烈にまずくて、とてもじゃないけど続けてうがいする気にはなれず・・・
でも、痛みはいくぶん軽くなりましたね。
とは言え、あまりにまず過ぎて、私にはそれの方が苦痛でした。
ということで、時間をおいて次に試したのがラベンダー精油でのうがい。
同じ分量で、うがいをしたところ、こちらもやはりまずい・・・
さらにラベンダーは、息を吸い込むとかなり咳が誘発されました。
ということで、この時はうがいでの対処はあきらめることにして、綿棒で直接口内炎の部分に塗る方法に変えました。
口腔内の菌が傷に付着すると悪化してしまうので、歯磨きやうがいで口腔内を清潔にします。
その上で、綿棒の先にラベンダーを1滴落として、口の中の傷に直接塗りました。
擦るのではなく、ラベンダーのついた綿棒の先を傷口にしっかり当てて数秒キープします。
ラベンダーにした理由は、単純にテイートリーがなくなったからです(^^;)
2回くらい繰り返すと、ラベンダーのスーとした清涼感を傷口に感じます。
また、少し麻酔っぽい感じで、痛みが楽になってきました。
上記のことを1日に数回繰り返し、寝る前と起床時は必ずしました。
で、どうなったかというと・・・
内炎ができて毎日ラベンダーの処置をして、約4日ほどした頃、かなり落ち着きました。
痛みはいつも噛んでしまっていた時の10分の1くらいです。
「なんだすぐ治ったわけじゃないのか」と思われるかもしれません。
でも、これまでなら確実に悪化していたのです。
食べるものも相当選んでゆっくりでないと食べられなかったですし、2週間くらいは最悪な状態が続くことがほとんどでした。
ですので、痛みが緩和され、食べ物が食べやすいというのは私にはかなりの結果です。
舌の外側を噛んでしまったケース
つい先日、愛犬と戯れていた時のこと。
愛犬がふところに入ってきて可愛くて、上から覆い被さる感じで可愛い可愛いってしてたんです。
すると、愛犬の頭が急に上がって、私の顎を直撃!
その瞬間、がぶっと舌の右外側の部分を容赦なく噛んでしまい(^^;)
目の前に星が飛ぶ痛さでした・・・
愛犬は悪くない・・・
私の不注意です。汗
ということでまたアロマの出番です。
以前の体験から、うがいではなくずっと綿棒でラベンダーをつけるという対処をしていました。
でも結構めんどくさいんですよ。
綿棒にちょっとつけるのって。
ということで、またうがいに挑戦!
前回は、コップ一杯の中に2~3滴精油を混ぜてうがいをしたのですが、全体量そんなに要らないんですよね。
それに精油って濃縮されていますし、作用が強い。
なので、コップ3分の1の水に、ラベンダーを1滴だけまぜてうがいしました。
息を吸うとやっぱり咳は出やすかったです。
なので、息を吸わずにアロマ水を口に含み、口の中全体しょ消毒も兼ねてじっくりうがい。
濃度は前回とさほど変わりないですが、全体量が少ないですし、さほどまずさは答えませんでした。笑
その結果、綿棒でつけた時より痛みが楽な気が!
まあ前回とは噛んだ部位や条件はいろいろ違いますが。
具体的には、自宅にいる時は食後と眠前に口の中をきれいにしてからうがいをしました。
そして、3日経つ頃にはほぼ痛みはなかったです。
口内炎を早く治す為に大事だと思ったこと。
当然ではありますが、口内炎を早く治す為に精油だけ塗っていれば良いというわけではありません。
実は、今回ご紹介したケース以外にも、何回も口内炎になっていて、その都度ラベンダーを綿棒に塗る対処や、うがいの対処をしてきました。
その中で、治りやすい時とそうでない時には共通点がいくつかありました。
治りにくい時
・仕事や予定が詰まっている
・寝る時間が短い
・食事が不規則で少ない
・忙しくて歯磨きを1日1回しかしなかった(あるいは適当だった)
・痛み止めをたくさん使った
治りやすい時
・睡眠時間がしっかりとれている
・忙しくなくてゆったりしている
・朝起きた時、食後、眠前にちゃんと歯磨きを丁寧にした(歯磨き粉は少量で刺激に注意)
・痛み止めを使わなかった
・ちゃんと食べている
やはり、治りやすい条件かそうでないかは大きいみたいですね。
あと、口の中って足より汚いなんて言いますよね(^^;)
なので、清潔を保つのは有効で、アロマの効果を最大限に引き出すことに貢献したのではと思います。
痛み止めは、口の中って消化器の一部なんですよね。
なので、痛み止めを頻用した時、消化器内を荒らしたのではと私は考察しています。
あくまでアロマの精油は口内炎は痛みを緩和し、治りやすい口腔内に整える補助をしてくれるものと捉えて用いることが望ましいかと思います。
そして、アロマで対処すると同時に、食事や睡眠といった生活の見直しや、ストレスへの対処など、身体の環境を整えることを同時に行う。
これにより、アロマと相乗効果が期待できるという結論に至りました。
いかがでしょうか?
参考になればうれしいです。