あなたは人と話をしていて、ふとした一言に激しく傷つき心揺さぶられるようなことはありませんか?
人の言葉に傷ついた時は、ついその相手に対して不快な気持ちを抱きがちではないでしょうか。
そんな時、どう対処していますか?
相手に言い返しますか?
それとも、ぐっと我慢して心に溜め込みますか?
私は、間違いなく後者のパターンでした。
いずれにしても良い対処とは言いがたいですね。
相手に感情をぶつければ関係が悪くなるかもしれません。
それに、事が大きくなって余計ややこしくなるかもしれません。
かと言って、ぐっと我慢するのは、自分自身を攻撃するのと同じこと。
これでは、とてもストレスです。
それでは一体この辛い気持ち、どう処理すれば良いのでしょうか?
実は、人の言葉に傷ついた時、長い目でみれば心を軽くするチャンスなんです!
どういうことかと言うと、上手に気持ちを処理することで、
「この先人の言葉にイライラしたり、傷ついてしんどくなるようなことが劇的に減る」
ということです。
なのでこの記事では、
「人の言葉に傷ついた時、心を成長させるための上手な対処法」
をお伝えします。
どうぞ、楽しみながら読んでみて下さいね。
人の言葉に傷ついた時心の中で何が起きていることとは?
ついさっきまで穏やかな気持ちで過ごしていたのに、誰かの何げない一言で気分が一転。
そういうことありますよね(^^;)
そんな時は、自分の心を掻き回した相手に対して、責めてしまう気持ちがむくむくと湧き上がってくるかもしれませんよね。
めちゃくちゃイライラするかもしれないし、モヤモヤしてずっと考えちゃうかもしれません。
でも、相手の言葉に心が激しく反応して否定したくなるような時こそ、
「癒されぬままに残っていた古傷を癒すチャンス」
でもあるのです!
一見すると、嫌なことを言った相手に対して、腹立たしく思ってしまうかもしれません。
ですが、同じ言葉でも、
「傷つく人と傷つかない人」
「怒りを感じる人感じない人」
「傷つく時と傷つかない時」
が、ありませんか?
同じ内容の言葉でも、感じ方や捉え方が人やタイミングによって違いますよね。
この違いは一体何なのか・・・?
それは、人それぞれ体験してきたこと、価値観、考え方、今おかれている状況に違いがあるからです。
そして、人の言葉に傷ついた時というのは、
「相手の言葉がその時心の傷に触れた」
ということなのです。
要するに、あなたの心の底にある痛いところをついてしまっただけなのです。
心の古傷をそのまま放っておくとどうなるの?
私たちは、成長していく過程でいろいろな体験をします。
その体験の中には、楽しいこともや嬉しいことなどの明るいものばかりではなく、悲しい悔しい辛いといったこともあったと思います。
ですが、その時の感情がうまく処理されていないと、ずっと心の底に傷として残ってしまい、ことあるごとに顔を出すのです。
誰かと関わる度に相手の何気ない一言に幾度となく傷つき、相手に批判的な気持ち出てきたり、もう話をしたくないと思ったり・・・。
毎日の生活の中では、さまざまな出来事があって、いろんなものを見聞きします。
その中に心の傷に関連した情報が含まれている場合も多々あるので、本人も気付かないうちに情報が入り、古傷に触れてちくちく刺激されます。
そして、心の傷が癒されないまま積み重なっていくと、
なんとなくいつも心がスッキリせず、もやもやとした感じになったりします。
また、何か行動したい時に、その古傷がブレーキとなってしまうことも。
なので、その古傷を見つけて対処していくことが大切なんです。
そして、人の言葉に傷ついた時は、心の傷の存在にピンポイントで気付かせてくれるチャンスなんですね^^
人の言葉に傷ついた時はここに注目!上手な対処法教えます!
不快を感じたり、激しく傷ついたり。
相手の言葉に強く気持ちが反応してしまう時は、心の古傷に気づくチャンス。
とは言え、どうやって気づいて対処すれば良いのでしょうか?
実は対処法は、難しく考える必要はありません。
誰かに傷つくようなことを言われたら、
「何に対するどんな感情があるのかに目を向けて、受け止める」
だけで大丈夫なんです。
私は以前、結婚について何か言われると激しく心が反応していました。
大したことを言われるわけではないんですよ。
「ご結婚はまだですか?」
と聞かれただけです^^;
相手は何の悪気もなかったと思います。
ですが、ものすごく反抗的な気持ちになったりすることが多々ありました。
でも、性格悪いとか思われたくありません。
なので、その怒りを表に出すことはなくとにかく押し込めていたのです。
自分の中に怒りや苛立ちがあるのを「悪」としていたので、何も感じないふりをしていたのですね。
けれども、気持ちを無視していると、同じような場面に何度も出くわします。
自分自身が、心の傷に気付くまで何度でも・・・。
そして、その度にムカムカするんです。
ですが、
・なぜそんなに反抗したい気持ちになるのか
・なぜこんなに心が痛むのか
に意識を向けていくと、
「本当は自分が、何に対しどんな思いを抱いていたのか」
が見えてきます。
私の場合は、過去の経験や周囲からの情報などを見聞きするたび、結婚したいけどしたくないという気持ちの中で揺れていました。
なので、
「ご結婚まだですか?」
と聞かれたことに対して、
「結婚なぜしないの?しないと駄目でしょ。」
などと、責められたり、お説教されたりしているような気持ちに勝手になっていたのです。
でも本当は、
「結婚しないと、世間の人に変な目で見られるかもしれない」
「結婚しなければ幸せになれない」
「男性は信用できない」
「結婚していない自分は人より劣る」
などと、自分自身で思っていていたのです。
過去の出来事の中で少しずつ出来た傷が、上記のような思いを無意識に作り上げていったのです。
そんな思いが出来上がったのは、過去のどの出来事がきっかけかな、と辿ってみると心の傷の正体が見えてきます。
そして、心に傷をつくった出来事やその時抱いた感情1つ1つを認めるたびに、楽になるのが分かります。
誰かの一言に心が激しく反応した時は、すぐには冷静になれないこともあるかもしれません。
でも、誰かにとても傷つくことを言われた時は、
「自分の心の傷を知らせてくれている反応で、また少し心が軽くなるチャンスなのだ」
と思うと、ちょっと捉え方が変わりませんか?
最初は意識して対応する必要がありますが、癖付いてくると無意識に感情処理ができるようになってきます。
他人の一言に激しく不快な気分になった時は、まず一呼吸置いてみます。
そして、
「相手ではなく、相手の言葉に反応した自分の心」
に意識を向けてみて下さい。
きっと、誰かに傷つくことを言われても、これまでよりもずっと楽に対処できるはずです。
そひて、経験する度にケアして癒せるようになるので、心が軽くなっていきますよ^^
心の古傷に気づいてスムーズに癒す!魔法のアロマコロン
ちょっとおまけの情報です。
人の言葉に激しく心が反応する時は、古傷に気づいて癒すチャンス。
そうはわかっても、気持ちが揺れ動いている時には、なかなか冷静に客観的には捉えられないかもしれません。
そんな時、ちょっと助けてくれる何かがあるとありがたいですよね。
そこでおすすめなのがアロマテラピー。
本心に気づいて解放していくのに、アロマの香りはすっごく役立つんです。
特に、心に過去の色んな思いを溜め込んでいる人は、呼吸器系にトラブルを感じる人が多いです。
感情を溜め込んでいると、咳が出たり痰が絡んだりというような呼吸器の症状として現れることがあるのです。
そんな場合おすすめなのが、葉からとれる精油。
呼吸器症状に効果的な精油といえば、ティートリーやユーカリなど葉っぱからとれる精油たち。
これらは、風邪や花粉症の予防や症状を緩和でよく知られた精油です。
心を開いて、溜まっている古い感情を手放すのにとても役立つんですよ^^
また、フランキンセンスもオススメです。
フランキンセンスは樹脂からの精油です。
木の樹皮が傷付くと樹脂が滲み出て樹皮を癒しますよね。
そんな樹皮の精油であるフランキンセンスは、心や体の傷を癒す作用もあるんです。
不快に感じることの裏に隠された本心に気づき、不要になった感情をスムーズに手放せるよう助けてくれます。
また、他にすごく気になる香りを見つけた時はその精油を使ってもOKです。
すごく気になる香りは今必要な気付きをもたらしてくれます。
しっかりサポートしてくれますよ!
心のケアには継続して手軽に使えるコロンなどスプレーがおすすめです♪
精油はプラスチックを溶かすので、出来ればガラスの容器を使いましょう。
100均でも売ってます。
コロンは、無水エタノール5mI、精製水10mI、精油8~10滴で簡単に作れます♪
初めてでよく分からない人はアロマセラピストさんに作ってもらうと良いですね。
イベントなどで、ブースを出されているアロマセラピストさんもいます^^
私は自分でもコロン作りますが、先日イベントでアロマセラピストさんに私にピッタリのスプレーを作ってもらいました。
とっても良い香りで、深く心に入ってくる感じです。
目的に応じて作ったアロマスプレーは、一定期間使ってみると、変化が結構はっきり感じられると思います。
おわりに
誰かの言葉に傷ついた時、その相手への不満や怒りを感じることが多いかと思います。
ですが、相手の言葉はあなたの心の「地雷」を踏んだだけなのです。
つまり、心をしんどくさせる古傷の存在に気づかせてくれたということなんです。
なので、上手に処理することで、今後その古傷が痛むことによる不快を感じることがなくなるということなんです。
だとすれば、嫌な気持ちにさせた相手に対し、ちょっとだけ見方が変わりませんか?
心の傷や思い込みや不快な感情は、存在を認め受け入れた時、自然と癒され放れていくもの。
なので、人の言葉に傷ついた時は、ぜひ言った相手ではなく、
「言われた言葉の何に反応したのか、なぜ反応したのか」
自分自身の心の反応の方に目を向けてみてください。
不快な気持ちが早く過ぎ去り、古傷を癒せるはず!
良かったら参考にしてみてくださいね^^
最後まで読んでいただきありがとうございます。