アロマの香りやアロマテラピーが好きな人は、きっと職場でも活用したいなぁ・・・と思う人も多いはず。
しかし、香りにもひとそれぞれ好みがあり、職場でアロマは周りの人に迷惑なんじゃないか?とお悩みの人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、職場では人間関係や仕事内容などストレス要因になることがたくさんありますよね。
それに、体調管理や職場やデスク周りの清潔保持など、アロマが活躍できそうな場面もたくさん。
そう考えると、職場こそアロマテラピーが役立つように思うのですが、いろいろな人が一緒に過ごす場所なので、そうも言ってられませんね。
それではやはり職場でアロマは控えた方が良いのでしょうか?
この記事では、
「職場でアロマを楽しむ時の注意点、周りの人に迷惑にならない楽しみ方」
についての提案を書いています。
参考になれば幸いです。
職場でアロマテラピーを楽しむのはやっぱり迷惑?
私は、以前看護師で病棟勤務していた時、実はアロマをこっそり活用していたのです。
ですが、病棟にはスタッフだけではなく、患者様もいらっしゃいます。
病状によっては特に匂いに敏感になっている人もいらっしゃいますし、匂いが誘因となって吐き気や頭痛など、症状が悪化してしまう恐れもあります。
一方で、病院内で患者様へのケアの1つとして、アロマを取り入れる機会も少しずつ増えています。
実際アロマの香りや作用を上手に活用することで、心や体がゆるみ、安心感や症状緩和につながることも期待できるんです。
とは言え、それは香りの好みが合っていた場合の話。
やはり、心地良く感じられない香りの場合には、どんなに役立つ作用があったとしても効果は発揮されないのです。
私の場合病棟の話でしたが、他の職場ではどうでしょう。
やはり、どんな職場でも、自分以外の他者が1人でも存在するならば、やはり配慮が必要かと思います。
みなさまも、誰かの香水や化粧品、その他いろいろなものの匂いがきつくて、気分が悪くなったようなご経験、一度や二度はあるのではないでしょうか。
嗅覚刺激は、他の感覚以上に心身の変化にダイレクトに影響をもたらします。
そして、好みの個人差もとても大きい。
なので、ある人にとってめちゃくちゃ心地良い香りが、他の人にとってはめちゃくちゃ不快な匂いである場合も少なくありません。
匂いのトラブルが原因で、人間関係がぎこちなくなるようなケースも結構あるものです。
なので、はやりどこの職場でも、アロマを楽しみたい場合には、十分な配慮は必要かと私は考えています。
職場でのストレスをアロマで軽減したい!迷惑にならないポイントは?
それでは、やはり職場でアロマを楽しむのはやめた方が良いのでしょうか?
仕事の内容的に、駄目というところもあるかもしれません。
ですが、そうでなければ、少しポイントを押さえておけば、職場でアロマを活用することもできますよ!
以下に職場でアロマを、周りの迷惑にならないように楽しむ方法をいくつかあげてみました。
1、コットンなどに少し精油を垂らし、密封できるケースなどに入れておく
これは、アロマトリートメントのボランティアで、アロマが大好きな患者様が実際にされている方法です。
香りを楽しみたい時だけケースを少し開けて、直接香りを自分だけで楽しめます。
2、マグカップに熱湯を注ぎ、1滴だけ垂らして香りを楽しむ
これも、できれば周りに人が少ない時間帯だとか、人が少ない場所を選んでの方が良いかなと思います。
ですが、お湯の温度が冷めてくれば香りも静まりますし、湯気と一緒にダイレクトに香りを楽しめますから、精油の作用もしっかり取り込めます。
3、自分だけの香り玉をかばんにこっそり入れておく
香り玉をつくってかばんに入れておくのもおすすめです。
広範囲に香りが広がることもありませんし、カバンを開けた時にふわっと自分にだけ香りが感じられ、なんとなく心地良い気分になれたりします。
4、万能アロマスプレーをつくって持ち歩く
香水のように香りの濃度が濃いものではなく、ほのかに香る程度のアロマスプレー。
作り方など、参考になるサイトも合わせてご紹介しますね!
・マスク着用している場合には、マスクの中にシュッとひと吹き
→風邪予防、花粉症の症状緩和、リラクゼーション効果、集中力アップなどの目的
・デスク周りなどの掃除に用いる
→爽やかな気分で清潔保持
・夏場など、シュッと頭上からひと浴びしてクールダウン、リフレッシュ
★ここだけは注意しよう★
1、アロマデフューザーやアロマポットなどで、香りを広範囲に拡散させるのはやめておく
仕事の内容によっては、アロマなどがむしろOKなところもあるかと思います。
例えばですが、美容室だとか、雑貨屋さんだとか。
この記事では、ごく一般的なオフィスの場合を考えています。
その場合、やはり職場でアロマを拡散させたい場合には、職場の人々への確認は必要でしょう。
もし、職場の人々がみんなアロマが好きであれば話は違うかもしれませんが、そのようなケースはまれです。
アロマを使っても良いか聞いても、遠慮して「良いです」と言ってくれる場合もありますよね。
それではとても気の毒ですので、香りを拡散させる方法は避けるのがベターかなと思います。
2、選ぶ香りと精油の量に注意する
職場でアロマを楽しむ場合は、あくまで自分だけで楽しめる方法を選びます。
ですが。気を付けていても、多少香りが周りに漂うことはありますよね。
なので、選択する香りと量にも注意しておきます。
香りの好みはいろいろですが、オレンジなど柑橘系の果物の香りであればは比較的多くの人に好まれやすいです。
好きではなくても、めちゃくちゃ嫌いという人もそう多くはないですよね。
それに、実際お弁当だとか、デザートなど、食べ物に入っている場合もありますから、わりと馴染みやすい香りと言えるでしょう。
柑橘系は、香りが消えるのも比較的早いです。
また、作用としては1滴で十分パワフルです。
使っている自分自身は香りの強さに慣れていきますので、少し香りが弱く感じられることが多いです。
ですが、周囲には案外かなり香っていることも多いもの。
なので、精油の量は物足りないかなというくらいで十分でしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
注意点ばかり考えると、職場でアロマを使うことがだんだん面倒に思えてくるかもしれませんね(^^;)
ですが、自分だけで上手に香りを楽しむことができれば、ストレス緩和に繋げられたリもします。
使用する精油の量と選択する香りや楽しみ方に注意すれば、職場でも周りの人の迷惑にならず、アロマを楽しむこともできるはずです!
配慮はしつつもあまり神経質になり過ぎず、職場でも上手にアロマを活用してみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。