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アロマテラピーを病院のボランティアで行うには?注意点は何かある?

アロマ
自己紹介

「自分の今の仕事にもアロマを取り入れたい」

「自分や身近な周りの人の癒しにアロマを使いたい」

など、さまざまな理由でアロマテラピーを学ばれていることと思います。

そして、実際にアロマを自分や身近な人に使っているうちに、その良さを体感し、

「もっといろいろな人に広めたい」

「アロマを使って誰かの役に立ちたい」

そのような思いを持つ人も少なくないでしょう。

 

そう考えた時、思いつくものの1つにボランティア活動があるかと思います。

 

私も、アロマのサロンをする前、看護の経験とアロマの知識を活かして、医療現場や福祉施設などで、ボランティア活動をやってみたいなと思いました。

 

実際、医療現場でアロマトリートメントのボランティアをして、2年経った今でも月に2回ほど行かせていただいております。

 

「すごく楽しみにしている人がいる」

スタッフさんにこうはじめて言われた時、本当にうれしかったですね^^

 

と言うのも正直、自分の活動が邪魔になっていないだろうか、などの不安もあったからです。

良かれと思ってしていることが、ありがた迷惑では意味がありませんものね・・・

 

この記事を読まれているあなたも、病院や福祉施設などでボランティア活動をしてみたいとお考えなのかもしれませんね。

ですが、実際にはどう始めれば良いのか、ボランティア団体がたくさんあるけど、個人活動でも大丈夫なのかなどなど、不安や疑問もあることでしょう。

 

そんなあなたにとって、私の実際の体験と感じたことがお役に立ち、一歩進めるきっかけになれば・・・と思います。

 

 

 

看護師の私が病院でアロマボランティアを始めた理由

 

 

私は看護師なので、もともとお仕事で医療や福祉には長く携わってきました。

ですが、仕事の中でできることって案外少ない・・・

 

やり方次第では、いくらでもできることはあるのかもしれません。

ですが、私は日々の業務でいっぱいいっぱいで、ゆっくり患者様やご家族様に関わらせていただくことは難しく感じていたのです。

そこで、アロマトリートメントをボランティアでさせていただけないか?と思ったのが、私のボランティア活動の始まりでした。

 

医療の現場や福祉施設では、アロマテラピーが少しずつ取り入れられるようになってきました。

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アロマを上手に取り入れることで、入院患者や施設で過ごす高齢者の身体的な症状を和らげたり精神的なストレスを緩和したりといったさまざまな効果が期待できます。

 

ですので、アロマの効果を知って、医療従事者自身がアロマの資格をとって病院や施設にアロマを導入しているところも最近では少しずつ増えていますね。

 

ですが、費用面のことなども含め、本格的にアロマを導入することについてはなかなか難しい・・・というところもまだまだ少なくありませんね。

 

日頃からアロマに関わり、アロマテラピーの良さを理解している人にとっては、医療現場や福祉施設などでアロマテラピーを取り入れることに大きなメリットを感じるでしょう。

しかし、経営者がアロマテラピーについての知識がほとんど無かったりすると、導入がなかなか難しいかもしれません。

 

 

ですが、ボランティアでアロマを取り入れるとなると、少し受け入れが違ってくるようです。

最近は、ボランティアそのものを積極的に受け入れ、地域の繋がり、人と人との繋がりを大切にしている病院も増えてきました。

 

 

ボランティアの内容は多岐に渡り、

・建物周りの草花の手入れ

・歌

・演劇

・フラワーアレンジメント

・お話しを聴く

などがあります。

その他、私が知っているところでは、メイクのボランティアをされている人もいます。

 

病気で入院していたり、ずっと施設で過ごしていたりすると、メイクなど身なりを整えたりおしゃれを楽しむというような意欲が湧かない人も多いです。

 

でも、ボランティアの人により綺麗なメイクをしてもらった患者さんはとっても嬉しそうで、雰囲気ががらっと変わって元気そうに見えました。

 

ほんの一時のことかもしれないですが、人との繋がりや普段体験できないような時間が、患者や施設で過ごす人にとって、とても新鮮で温かい時間になるのかもしれません。

 

 

 

 

アロマトリートメントの病院ボランティアを始めたい!特別な資格は必要?

 

 

そんなボランティア活動の1つとして、自然の優しい香りに包まれながら手を触れて心に寄り添うアロマハンドトリートメントはとても良い方法なのではないかと思っています。

 

 

福祉施設の求人ナビや求職ナビを見ているとアロマを取り入れたハンドマッサージやボディマッサージができるボランティアを募集しているところも増えました。

では、アロマのボランティアを取り入れることで、具体的にはどのようなメリットが考えられるでしょうか。

 

・消臭効果や殺菌作用のあるアロマで清潔な空間作りが可能

・ハンドマッサージの提供で病院や施設で過ごす人の精神的なケアに繋がる

・施設内で長い時間を過ごされる方に寛ぎの時間を与えられる

・医療者やボランティアスタッフにとっても心温まる時間となりストレスを緩和に繋がる

・ご家族様が来訪しやすい雰囲気や環境作り

・病院や施設で過ごす人にとって、社会との繋がりを感じる時間となる

 

このようにアロマを用いたボランティアの有用性は幅広く、患者様や支援のご利用者様だけでなく、看護者・介護者にもメリットがあります。

たくさんの笑顔が見られることで、ボランティアをする人にとっても活力になります。

 

 

 

私も、病院でボランティアを始める前は、トリートメントをしても心地良く感じてもらえなかったらどうしようと不安な気持ちもありました。

ですが、ボランティアにおいては技術はそれほど求められてはいません。

 

相手を思いやる気持ち、人の為に何かしたいという謙虚で優しい気持ちがあれば大丈夫なのです。

 

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もちろん、病院や施設で過ごしている人々は、治療を受けていたり、何らかの心身の障害をもって生活していたり、高齢者であったりします。

ですので、安全面や感染予防など、特に十分な配慮が必要になります。

 

また、治療や療養の妨げになってはいけませんし、ほんの軽い気持ちでできることではありません。

ボランティアでも、活動するからには責任があります。

ですが、それ以上に得られるものも大きいのではないでしょうか。

ボランティアをするのに資格は特に必要ありませんが、もしアロマのボランティアを考えているならば、資格の取得に挑戦してみると自信のも繋がるかもしれません。

 

病院でアロマボランティア活動する上で押さえておきたいこと

アロマに限らず、ボランティアを行う上で知っておくと良いことについてまとめてみました。

 

 

ボランティアで何をする?

まず、どんなボランティアをするかを考える必要があります。

またボランティアは無理のない範囲で行うことも大切です。

自分が得意なことや好きなこと、無理なくできそうなことを考えてみると良いです。

 

ボランティアで大事なこと

ボランティアは、してあげるものではありません。

人の役に立ちたい、自分のできることを提供したい、させていただきたいという積極的な自分の意思に基づいて行うものです。

 

病院や施設で過ごす人の心に寄り添う心が大切なので、完璧な技術を提供して結果を出そうと思う必要はありません。

しかし、ボランティアが入ることによって、病院や施設で過ごす人の安全やプライバシーが脅かされてしまうことは避けなければなりません。

互いに気持ちよくボランティア活動を続けていく為にも、ボランティアを受け入れる側と行う側の十分なコミュニケーションが大切になります。

決して自己判断で行動することはなく、できることとできないことの意思表示、分からないことの確認や、困ったことの相談をしっかりと行う方が良いです。

 

 

ボランティア保険

加入にはいくつかの条件がありますが、社会福祉協議会ではボランティア保険があります。

ボランティア活動中に自分の身に何か損害があった場合や、ボランティア活動で相手に何か損害を与えてしまった場合などのことを考えて、ボランティア保険への加入を検討してみると安心です。

もちろん何もトラブルが起きないようにすることが重要ですが、とても気を付けていても何か起こってしまうことはありえます。

ボランティアを積極的に募集しているような病院などでは、病院の方でボランティア保険に入れてもらえる場合もあるので、確認しておくと良いと思います。

 

 

上記にも述べたように、病院や施設などにいらっしゃる方は、何らかの治療を受けていたり、心身の機能が低下している方々もたくさんいらっしゃいます。

ですので、アロマが健康の保持増進に役に立つから、と安易にどなたにでもアロマテラピーをさせていただくのは危険です。

 

また、入院や入所されている方の中には、匂いが苦手な方も結構たくさんいらっしゃいます。

ですので、その当たりの配慮も十分に行いましょう。

 

私は、アロマテラピーのボランティア活動dえはありますが、香りにはあまりこだわっていません。

ですので、かなり濃度もうすめにしていますし、香りを用いない植物オイルも持参し、臨機応変に対応できるようにしています。

 

 

医療や福祉のスタッフさんは、病気や体の知識はお持ちでも、アロマについてはよくご存知でない場合もあります。

ですので、アロマがどのようなものかはしっかり自分自身理解しておき、説明できるようにしておくことも大切ですね。

そして、十分にスタッフの方々と相談しながら活動を進めていくようにしましょう。

 

 

いざアロマボランティア!でもどこでどうやって始める?

私の場合、とある介護福祉の説明会に来られていた病院の事務の方とお話しする機会があり、ふとアロマボランティアをさせていただきたい気持ちがあることを伝えました。

何気ない会話です^^

すると、その事務の方が、病院の広報活動をされているスタッフさんに、私のことを伝えて下さり、あれよあれよとアロマのボランティア活動することが決まったのです。

 

いろいろ病院や施設のサイトを見てみますと、ボランティア活動を積極的に受け入れているところは案外多いです。

ですので、気になる場所があれば、問い合せてみると良いでしょう。

また、ボランティア活動をする上で、スタッフさんにも理解してもらえていると、活動に入りやすいです。

そのため、私の場合は、病院の休憩時間に、スタッフのみなさまにアロマハンドトリートメントを実際に体験していただくようにしました。

とても緊張しましたが、それにより、のちのちボランティア活動を始めた時に、たくさんのスタッフさんに声をかけていただけましたし、患者様に説明もしていただけました。

なので、とても活動しやすくなりましたよ^^

 

 

まとめ

アロマテラピーを病院のボランティアで行っていく上でのポイントをまとめておきます。

 

・団体などではなくても、個人で活動できる

・病院や施設などで、ボランティアを積極的に受け入れているところはスムーズに入りやすい

・ボランティアを、「してあげている」ではなく「させていただく」という気持ちを大切に

・報告・連絡・相談をしっかり行い、自己判断は決してしない

・ボランティアでしようと思う内容がどのようなものか、まずはスタッフの方々にしっかり知って頂くとスムーズ

・みんなが香りを好むわけではないということを理解しておく

 

以上が、楽しく安全にアロマのボランティア活動を病院や施設で始めるポイントになります。

参考になれば幸いです。

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