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幸せそうな人を見るとイライラするあなたの心がスッと穏やかになる方法

幸せそうな人を見るとイライラする理由と対処法心の悩み・人生
自己紹介

フェイスブックの幸せそうな写真の投稿。

・町行く幸せそうな笑顔の家族や恋人。

・幸せそうな友人たち。

 

できることなら、人の幸せを笑顔で祝福したい。

でも、なぜか幸せそうな人を目にすると、モヤモヤしたり、憎いと感じたり、イライラしてしまう・・・

このような状況で気持ちが悶々としている人、案外少なくないようです。

 

この記事を書いている私も、以前は幸せそうな人に対しイライラしていました。

でも、そんな自分も情けなく、人間としての器の小ささに苛立ちを覚えることも。

 

ですが、今は人と比べることが格段に減り、幸せそうな人を見てもとても穏やかな気持ちでいられるようになったのです!

 

方法は案外シンプルなことでした。

でも、自分ではなかなか気づけないことかも。

 

この記事では、私自身の体験や精神科看護・セラピストとしての知識や経験も踏まえ、

幸せそうな人を見てイライラする理由

他人と比べることが減り、自分の心を満たせるようになるコツ

を具体的にお伝えします!

 

幸せそうな人を見るたびイライラする心理はこうだった

まずは、少し私の過去の話をさせてください。

中学校の時、両親が冷戦状態のような感じでいつも家庭は暗く、会話がない状態でした。

また、学校では特定のグループからいじめを受け、さらには母がうつ病に・・・

 

兄弟姉妹もなく、誰にも相談できずにいた中学生の私には、とても厳しい現実でした。

なので、クラスメイトが家族の幸せそうな話をしていたり、テレビでタレントさんたちが楽しそうな様子で映っていたりすると、

 

「この人達には私の気持ちなんてわからない」

「何の悩みもないんだろう」

 

なんて思うことがあったのです。

 

また、社会人になってからもそうです。

人間関係や仕事の責任、将来のこと、自分の健康、家族のことなどいろいろと心配が尽きず、いつも心がモヤモヤとしていました。

ですので、周りの人が幸せそうに見えると、何となく不快な気持ちになったり、イライラしてまうことがあったのです。

 

ですが、そうのような気持を表に出すことはしませんでした。

みっともないとか、性格悪いと思われるのが怖くて、自分の中に溜め込んでいたのです。

ですから、堂々と不満とか幸せそうな人への妬みなどを口にしている人を見ると、これまた腹が立ちました。

 

ただ一方で、

「何も気もしていないように振舞う自分よりよっぽど正直かもしれない」

とも思っていました。

幸せそうな人にイライラを感じる自分も嫌で、とてもしんどかったです。

 

ところがそんなある時のこと。

当時勤務していた病棟で、ご年配の患者様から思いもよらないことを言われました。

 

「門野さんはお嬢様やから苦労って知らないでしょ?看護師さんでお給料もたくさんもらっているんだろうし、幸せで良いよね~」

 

はぁ~?!

と思いました^^;

 

その患者様とはまだ数回しか顔を合わせていませんし、プライベートの話もしていません。

ですから、

「何をもって、そんなことを言うのだろう?」

と、モヤモヤと納得がいかないような、変な感じだったのを覚えています。

 

後々わかったことですが、その患者様が私を「お嬢様」と表現したのは、私の言葉遣いや、一見おっとりとした印象からだったそうです。

その患者様にとって、お嬢様とはこういうものというイメージが、私の様子に当てはまっていたわけですね。

 

私は関西在住ですが、関西弁があまり出ず、わりと標準語に近い感じです。

これは意識してというより、父の影響かと思います。

父は小さい頃から転々と各地を引っ越しする家庭で、特に関東方面での言葉が身についていたのです。

さらに、私は話し方も比較的ゆっくりで、職場では笑顔も心掛けていたので、上品な感じに見えたのだとか。

 

他の人からもしばしばそのようなことを言われることもあり、そこで私は気づきました。

「人は、目の前の物事を自分のフィルターを通して捉えて判断している」

と。

 

よく考えてみると、私自身も人や物事を判断する時、

自分なりの解釈」

をしていると思います。

みんなそうなんですよね。

脳のしくみなんですよ、これが。

 

出来事とか、見聞きしている情報をいつもあるがままに受け入れている人はいないです。

見たもの聞いたものを、思い込みや価値観などにより、自分なりのストーリーを作り上げて解釈しいるのです。

そして、これ自体は悪いことではありません。

ただ、他人の一部分だけを見て幸せそうと判断し、勝手にイライラを感じたりする場合には、ちょっと辛いですね。

 

ではどうすれば良いのでしょうか?

その方法を次にお伝えします^^

 

幸せそうな人がどうにも憎くてイライラする!そんな時は?

上記では、なぜ幸せそうな人を見てイライラするのかという理由についてお話しました。

内容をまとめますと・・・

・人は相手の一部分を見て自分なりに解釈し、幸せそうだとかそうでなさそうだとか決めている

・人は、全てを話すわけではなく、実際のところ幸せを感じているかどうなのかはわからない

・そもそも、自分が相手の立場になったとしたら、本当に幸せを感じるかもわからない

要するに、相手を見て、自分で勝手に解釈してイライラしているだけなのです。

 

イライラが発生すること自体は仕方ありません。

抑えようとしても、余計強まります。

そんな場合は、視点を少しずらしてみるのがおすすめです。

 

「隣の芝生は青い」

なんて言いますね。

自分のものより、他人のものの方が良く見えるということわざです。

 

ところで、隣の芝生は青く見えるというのは、どんな時なのでしょうか。

自分が持っているものに満足できていない場合、青く見えるかもしれませんね。

 

そう。

幸せそうな人を見てイライラするというのは、

「自分自身満たされない気持ちがある」

ということなのです。

自分が幸せを感じていれば、人を見て幸せそうでイライラするなんて、そうそうありません。

ですから、幸せそうな人を見てイライラするという場合には、

「まず自分自身の心」

に意識を向けてみましょう。

・自分がなぜその人を見て幸せそうと判断したのか

・どういうことが不快と感じるのか

・その裏に自分のどんな思いが潜んでいるのか

上記のことをみていくと良いですね。

紙などに書き出してみるとわかりやすいです。

 

例えばですが、

・いつも笑ってわいわい人と楽しそうにしている

・結婚して指輪している

・ブランドものばかり買っている

・子どもとの楽しそうな写真を頻繁にSNSで投稿している

・やりがいのありそうな仕事をしてがんがん稼いでいる(ように見える)

 

ここから見えてくることは、

・自分も人といつも笑っていたい

・結婚したいあるいは、結婚に対してなんらかの思いがある

・ブランドものはお金を持っているイメージ

・子育てをしていない自分に対する何らかの思い

・自分の子どもがほしい

・自分もやりがいを感じていきいき働きたい

例えばですが、こんな感じでしょうか。

他にもいろいろな思いがあるでしょう。

 

こうして、誰かを見て幸せそうだと感じてイライラしたり、モヤモヤする時、

「どうしてそう感じるのか」

という視点でみてみるのです。

すると、自分の本当の望みが見えてきませんか?

 

ある時、幸せそうに見えていた人とじっくり話す機会がありました。

その人は、普段悩みなんて口にすることはなくて、いつも楽しそうな話ばかりします。

ライフスタイルや家族構成なども、世間一般的に見ると幸せと考えられそうな感じなんです。

ですが、その人の口から語られたのは、過去の想像もできないような悲惨で辛い思いでした。

 

今も家庭では、いろいろと思い悩むこともあるようで、はたから聴いていてもすごく大変だなと思う状況にあるようでした。

しかし、置かれている状況に不満などを話すわけではなく、淡々と事実を話され、最後には

「私よりも大変な人なんてたくさんいるしね!それに、考えようによっては得るものもいろいろあるんよ。」

などと笑っていました。

 

話を聴いて私は、自分が恥ずかしくなりました。

ろくにその人のことも知らないくせに、見えている情報で幸せそうと判断し、勝手に妬みや苛立ちを抱いている自分が・・・

 

それと同時に、

「辛いのは自分だけじゃないんだなぁ・・・」

と、気持ちがやわらかくなる気がしました。

 

また、幸せそうな人にイライラする自分の本音に目を向けることで、自分の心にあるわだかまる思いや過去の傷や本当の望みも知ることができました。

それらの気持ちを1つ1つ丁寧に受け入れていくことで、心はかなり穏やかになれます。

また、可能であれば、本当の望みを叶えるために、何らかの行動を起こしてみるのも良いですね。こんな方法がおすすめです↓

こうして、行動して体験していくと、心が少しずつ満たされていきます。

笑顔のお花たち

自分の中に生きるエネルギーを感じられれば、幸せそうな人を見てイライラするというようなことはどんどん減っていきます。

 

終わりに

私たちが見えている情報なんて、ほんの一部です。

あとは、自分の思い込みでストーリーを作り上げ、いろいろな感情を抱いていることが多いです。

どんな人も、その人なりの体験があって、悩みや不安を持ちながら生きています。

全く悩みも不安もない人なんて、いません。

生きていたら、何かしらあります。

それに、今幸せそうに見える人も、裏で並々ならぬ努力をしてきたかもしれない。

幸せそうに見えるけれど、その人の立場にいざなってみると、案外大変かもしれない。

私たちは、決して自分以外の人にはなれません。

ですので、他の人と自分を比べることに、何の意味もないのです。

まず、そのことを理解しておくと、一見幸せそうな人をむやみにイライラしたり、妬んだりということは恐らく減るでしょう。

そして、誰かに対して幸せそうでイライラするというような思いがわいてきた時には、

「相手でなく、そう思う自分の心を理解するようにしてみること」

がおすすめです。

きっと、あなたの心が穏やかで満たされるようになるヒントが見つかるはずです!

この記事と同じテーマについて、自作のイラストを用いたほっこり動画作りました。

良かったらご覧いただけるとうれしいです↓

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