心配事が絶えずいつもエネルギーを消耗している。
何でも難しく深刻に考え、気軽に動けない。
もっと気楽に生きられたらいいのに・・・。
あなたは、上記のようにお悩みでしょうか?
心配は、上手に向き合うことができれば、望まない状況を回避したり、物事を成功に導くヒントを得ることができます。
ですが、心配事を考え過ぎて気持ちが振り回されてしまうとしたら、とてもしんどいですね。
何かを楽しむ気持ちになれないですし、気力も集中力も判断力も低下し、物事がうまくいきづらくなるだけでなく、ミスにつながりやすくなります。
ですから、心配なことがあっても、あまり深刻に考え過ぎないことが大切です。
なぜなら、深刻に考えれば考えるほど、大きく複雑になってしまうからです。
とは言え、心配だと、ついあれこれ無意識に考えてしまうものです。
意識的に深刻に考えないようにすることは、案外難しいものですよね。
私も、物事を非常に難しく考えるところがありました。
いつも心配ばかりしていて、同じ場面を繰り返し想像したり、ああでもないこうでもないと、考えるのです。
ですから、いつも気持ちが疲れていました。
今も、いろいろと考えてしまうことはあります。
ですが、心配に気持ちが振り回されることはかなり減り、以前よりずっと気楽に生きられるようになったと感じています。
ここでは、私がいつも実践している4つの方法をご紹介します。
この4つの方法を意識に留めておくだけで、随分楽に考えられるようになると思います。
ぜひ、最後までお読みいただければ幸いです。
気楽に生きるヒント1:視野をひろげ、可能性に目を向けてみる
物事を難しく考えたり、何かを過度に心配している時、視野がとても狭くなっています。
ですが、今自分が考えていることが絶対とは限りません。
別の視点から物事を眺めてみると、全く見え方が変わることもよくあるものです。
例えば、以前、用事で知人にメールを送った時、1日経っても返事がない時がありました。
その時私は、「無視されているのかな」「軽視されているのかも」などと考え、とてもモヤモヤしました。
急ぎの用で、早く返事がないと困るというのもありましたが、内心少し苦手な相手でもありました。
そのため、心理的に、考えがネガティブに傾きやすい状況でもあったと思います。
ですが後日、相手から返事が遅くなったことへの謝罪のメールが届きました。
体調をひどく崩し、返事ができる状況ではなかったとのこと。
私から送ったメールは1回だけで、別に催促したわけでもありませんが、理由とともにちゃんとお返事がありました。
なかなか返事がなかったのは、相手が私を無視しているとか軽く見ているというような理由ではなく、相手の事情によるものだったのです。
このように、出来事を思い込みで偏った解釈をして、悶々考え込んだり、心配したり、不快な気分になることは、案外よくあることではないでしょうか。
気楽に生きるヒント2:「なんとかなる」と思ってみる
日常で、心配になることはたくさんあるかもしれません。
ですが、案外なんとかなるものです。
私自身を振り返ってみても、これまで本当にいろいろなことがありました。
小さな心配から大きな心配まで、数えきれないほどありました。
それでも、思い返せば、いつもなんとか乗り越えてきています。
あなたもそうではないでしょうか?
今も続いている心配事はあるかもしれません。
それでも、多くのことを乗り越え、なんとかやってきたのではないでしょうか。
頭で考えているうちは、どうにもならないように思うこともたくさんあるでしょう。
それでも、心配が今解決すべき問題に変わった時、あなたはどうにかやるはずです。
それに、難しく考えているだけで、案外何も起きなかったり、スムーズに事が運ぶことも多いものです。
「なんとかなるし、きっと未来の自分が解決してくれる」
そんな風に思ってみると、少し体の力が抜けてくるでしょう。
力が抜けると、視野がひろがり、物事を俯瞰してみることができるようになります。
俯瞰できると、道は見えてくるものです。
こんな方法も、おすすめです。
イメージで、意識をひろげるのです。
自分のいるところから、放射線状にぐんぐん意識がひろがり、住んでいる市町村、都道府県、日本全体、世界、宇宙・・・というように、意識をひろげてみるのです。
これだけでも、とらわれから解放されます。
ぜひ、試してみてくださいね!
気楽に生きるヒント3:体があたたまることをする
体があたたまる、つまり血流が良くなるとリラックスし、気持ちもゆるみます。
気持ちがゆるめば気分も良くなり、考えもポジティブな方に向きやすくなります。
体をあたためる方法はいろいろとありますが、体を動かすのが早いでしょう。
例えば、ウォーキングやストレッチ、ヨガなどいかがでしょう。
昔、しんどくなる考えで頭いっぱいで、気持ちがモヤモヤしていた時期が長くありました。
そんな私を見兼ねた父が、ある日散歩に連れて行ってくれました。
父は長距離の散歩が好きで、よく出かけていました。
自然を感じながら歩いていると気分が良くなるそうです。
ですから、春のあたたかい日に、一緒に散歩に連れて行ってくれたのです。
すると、20分くらい歩いた頃からでしょうか。
目の前が明るく感じられ、気分が軽くなっていることに気づきました。
パンパンだった頭の中はさわやかになり、今なら何でもできそうな気持ちになりました。
以降、時々散歩について行きました。
今は、父も私も遠方に散歩に行けないのですが、冬の晴れたあたたかい時間帯には、愛犬を連れてお日様に当たりながら散歩するのがとても好きです。
体がぽかぽかしてくると、気分がとても穏やかで晴れやかになるのを、いつも感じます。
ウォーキングなど体を動かすことの他、お風呂に入ったり、あたたかい飲み物をゆっくり飲むのもいいですね。
私は、以前はシャワーで済ます方でしたが、最近はお風呂に浸かるようにしています。
アロマが好きなので、その時ピンとくるアロマを浴室に香らせ、「今は存分にゆったり楽しむ」と決めてお風呂に入るのです。
少し余談ですが、「今は集中する」とか「思い切り楽しむ」など、心にしっかり決めて物事に取り組むと充実度が全く違ってくるのでおすすめです。
体があたたまると、気持ちがゆるんで考えが柔軟になり、心に希望が感じられます。
また、素晴らしいアイディが浮かぶことも、とても多いです。
アイディアが浮かんだり、やりたいことを思いついた場合は、できるだけ流してしまわないようにしましょう。
行動に移すことで、一気に目の前がひらけ、心配事が解決することもよくあります。
気楽に生きるヒント4:気持ちに素直になってみる
誰かの反応が気になったり、望まない状況を避けたくて、あれこれ思い悩むことはありますよね。ですが、難しく考えれば考えるほど、物事は複雑になるものです。
例えば、仕事でミスをした時、上司に怒られるのがこわくて、つい報告が遅くなりがちでした。
何をどう報告するかなど、深く考え過ぎてタイミングを逃すのです。
ですが、時間の経過とともに状況は変わるもの。
報告が遅くなればなるほど、事がややこしくなり、「もっと早く話せば良かった」と、よく後悔したものです。
また、やりたいことがある時も、人の反応を心配して、つい自分に完璧を求めてしまい、行動がなかなか進まないこともよくあります。
ですが、どんなに頭で考えても完璧にはならないものです。
なぜなら、100人いれば100通りの価値観、考え方があり、ある人には完璧でも他の誰か見れば欠点だらけかもしれないからです。
それでも完璧を目指そうとすれば、もはやそこには自分らしさはないでしょう。
私は、人への配慮、思いやる気持ちは、大切にしたいと思います。
その上で、難しく考えるより、気持ちに素直でいることを、最近は選択しています。
その方が、実際のところ物事が一番スムーズでうまくいくものだと感じています。
終わりに
いかがでしたか?
何か心配なこと、気になることがあると、つい難しく考え気持ちが振り回されてしまうこともあるかもしれません。
そんな自分に気づいたら、ぜひ、ご紹介した4つのことを思い出し、順番に試してみてほしいと思います。
きっと、過度な心配を手放し、もっと気楽に過ごせることが増えるはずです。
そして、気楽に過ごせるだけでなく、実際物事がスムーズにいくことも増えるはずです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。