気づくといつも頭の中が忙しく動いている。
楽しい考えなら良いですが、しんどくなるような考えが止まらない場合、本当に疲れますね。
こういう私も、考え癖がとても強い方でした。
いつも何か考えていて、かなりしんどかったです。
例えば…
・特に人とのやりとりで、自分の言動に対する相手の反応
・人から言われた嫌なこと、不快なこと
このような内容を反芻することが多かったです。
そして、考えているうちにさらに内容が膨み、余計腹が立ってくるのです。
上記の内容以外には、仕事で初めてのことをする時も、頭からそのことが離れず、何も手につかないということがしばしば(^^;)
こういうことが日常茶飯事にあるので、いつも神経をすり減らして疲れてしまうんです。
でも、自分の傾向を丁寧に振り返ってみると、
「考え過ぎてしまう性格に対処する糸口」
が見つかったのです!
今では自分の思考をコントロールできるようになりました^^
コントロールできるとめっちゃ楽なんですよ♪
この記事では、
「考え過ぎる性格を直して生きるのが楽になる方法」
を具体的にお伝えします。
その場しのぎではなく、深いところからの改善ができますよ!
ぜひご覧くださいね^^
考えすぎる性格を直したいという悩みから解放され理由とは?
正直、いちいち難しく考えてしまう自分の性格に嫌気がさしていました。
考えるほどにしんどくなるのはわかっています。
ですが、気が付いたら考えてしまっているのです。
特に、寝る前の布団の中がひどかったです。
寝たいのに頭の中がカッカとしていて、全然眠れないなんてこともよくありました。
そして、寝ているのか起きているのかわからない浅い眠りで経過し、翌朝めちゃくちゃ疲れているのです。
でも、考えるのをやめようとしてもやめられません。
止めようとすると余計考えてしまって、止められないことにイライラするという悪循環に。
もう葛藤しまくりです。
このように、とても悩んでいたわけですが、今はほとんどありません。
内容によっては考えることもありますが、その頻度は劇的に減ったのです!
一体なぜなのでしょうか。
以前と今との決定的な違いを比べてみたところ、わかったことがありました。
それは、
1、今は考える暇がない
2、今は考える必要がない
ということです。
1、考える暇がない
これは単に今が忙しいっていうことではありません。
忙しさは、たぶん以前の方がはるかに忙しかったと思うんです。
ただ、以前は時間に追われてがむしゃらに忙しかったという感じです。
人生の目的とかが曖昧で、ただ流されるままに毎日の生活をこなしている状態だったんですね。
あれをしようこれをしようという自主的な目的がなくて、常にさせられている感じ。
なのでいつも頭の中に、日々の出来事や問題がぐるぐる回る隙がたくさんあったわけです。
一方今は、常に自分の中の目的をもって生活しています。
ですから、意識がそちらに向いているので、余計なことを考えている暇がないという感じですね。
2、考える必要がない
そもそも、いろいろ考えが浮かんでくるのは、気になっていることがあるからなんですよね。
意識しているか、無意識かはわかりませんが。
自分自身を振り返ってみると、1つは感情の消化不良があったかと思います。
例えば、誰かとのやりとりの中で、理不尽に思うことがあったとします。
その時、心の中には怒りや悲しみ、悔しさなどの感情が渦巻いていたかもしれません。
でも、それを何らかの理由で抑制してしまった場合には、行き場をなくした感情がいつまでも中途半端に残ってしまいますよね。
あともう1つは、頭の中が情報過多で整理されていないということです。
自分の思い、人からの意見、世間の常識、不安なこと、気になることなど、いろいろな情報がごっちゃになっているんですね。
1つ1つをきちんと認識して処理できていないものだから、何回も考えなければわからなくなってしまいます。
ですが、今は常に頭の中の情報が整理されていて、感情もその都度上手く処理できているんです。
なので、いつもスッキリとしていて、考える必要がないということです。
では、どうすれば考える暇と必要がなくなるのでしょうか。
その当たりを私がどうしたのか次に記載していきます^^
考えすぎる性格は直せる!そのポイントはこの3つ!
私が今はぐるぐる考え続けることが少なくなって楽になった理由は、上記に記載しているように、
1、考える暇がなくなった
2、考える必要がなくなった
以上の2点です。
では、どうすれば上記のように、
「しんどいことを考える暇をなくし、しんどいことを考える必要がない状態」
にできるのでしょうか。
そのポイントをここでお話しします。
考え癖が減って気分良く過ごせるようになるポイント3つ
ちょっとここで一旦整理してみましょう。
考えすぎる性格を直したいというあなたは、考えすぎることそのものをなんとかしたいわけではないはず。
恐らく、
「嫌なことや不安なことなど、しんどくなるようなことをたくさん考えてしまう状態が辛いのでなんとかしたい」
と思われているのではないでしょうか?
同じ考えるでも、楽しい内容であればいくら考えてもしんどくありませんよね。
大切なのは、
「考えるのを止める方法ではなく、考える内容を自然に気分良くなる方にシフトできるように整える」
ことなのです。
ですが、嫌な考えが浮かんでいる時に、楽しいことを考えようとしても難しいですね。
なので、
「しんどい考えに縛られず、自然と楽しい考えに意識が引っ張られていくような習慣をつけていくこと」
が大切であり、とても有効なのです。
その習慣を身に着ける具体的なポイントは、
1、流されるのではなく目の前のことを積極的に楽しむ
2、感情をリアルタイムに処理する
3、頭の中の情報をスッキリさせておく
以上の3点になります。
では、1つ1つ詳しくみていきます。
1、流されるのではなく目の前のことを積極的に楽しむ
人生や生活に自分なりの目的がなく、流されている感じになっていると、不満が募ります。
なぜなら、何をするにも義務感やさせられているという感覚が強くなるからです。
「自分がしたいからする」
ではなく、
「しなければならないからする」
という考えになりやすいのです。
すると何かにつけて不満が生じ、それが頭の中をぐるぐるし出すのです。
反対に、
「自分がどうなりたいのか」
とか、
「自分がどうしたいのか」
といったことが明確で、主体的に生きられていると不満は生じにくいんです。
なぜなら、何をするにも自分で選択しているという認識になります。
それにどんなことでも、そこから何かを吸収して生かそうとする意識になるからです。
目的をもって主体的に生活できていれば、意識がいつもそこに向きます。
すると、どうやったらその目的をクリアできるかなという考えばかりが浮かぶようになるんです。
余計な考えが浮かぶ隙がなくなるということですね。
自分の今後を実りあるものにするための考えであれば、いくら浮かんできてもしんどくないし楽しいですよね!
こうなると、目の前の出来事を、一見嫌なことであっても、プラスにしていけるようになります。
2、感情をリアルタイムに処理する
私は、結構感情を溜め込む方でした。
特に、怒りの感情ですね。
人に嫌われたくないので、良い人でいたかったのです。
人に迷惑ではない人間でいたかったんです。
ですから、すぐ怒ったり、イライラすることを良しとしなかったんですね。
怒ったり、イライラしていたりすると迷惑であり、優しい人ではなくなると思っていたのです。
なので、そのような感情を表現するのはもちろん、自分の中に存在しているのを認めることさえ許せませんでした。
けれども、本当は感情には良いとか悪いはありません。
怒りや苛立ちも、排除すべきものではなく実に自然なものなのです。
人間らしさなんですよね。
「怒りや苛立ちを感じる=優しくない」
とはならないんです。
私はここをすっかり勘違いしていました。
ディズニ―の「魔法にかけられて」という映画をご存知ですか?
アニメの中のプリンセスが現実世界に放り出され、そこで人として女性として成長していくお話です。
そして、そのお話の中で、ヒロインのプリンセスが、ある出来事に対して怒るんですね。
でも、その怒りの感情に気づいたプリンセスは、「私怒っている!素敵!」と喜び、踊り出すんです。笑
(セリフの詳細はちょっと違うかもしれないのですが・・・)
アニメの世界では、怒りの感情をあまり認識することがなかったのかもしれませんね。
なので、怒りの感情がすごく新鮮だったのでしょう。
どんな感情も必要があって出てくるもの。
なので、1つ1つ丁寧に取り扱うことが大切なのです。
きちんと自分の中の感情の存在を認めることで、適切に処理されます。
そして、適切に感情が処理されれば、いつまでもとらわれることはなくなります。
3、頭の中の情報をスッキリさせておく
これも結構重要だと思います。
私はかなり情報収集魔でした。笑
自分の考えや思いに自信が持てなかったんです。
常に、
「正しいか正しくないか」
「周りの人にどう見られるか」
ということを気にして、物事の判断基準を自分の外に探していました。
ですから、
人に聞いたり、
書籍で調べたり、
ネットで検索したり…
こんな風に、情報を得ることに必死なのです。
いつも情報に振り回され、自分の中の考えを全然大切にできていませんでした。
また、考えるばかりで行動しません。
なので、自分で体感する機会が少なく、頭の中だけで勝手にストーリーを作り上げてしまうんです。
こうしてそのうち、頭の中が情報でいっぱいになり、考えや思いが誰のものなのかがわからなくなってしまいました。
こうなると、いつも自分の外に振り回される状態となりますよね。
これはすごくしんどかったです。
ですが、上記のような状態の人は、決して少なくはないと思います。
考えすぎる性格を直したいならばおすすめはこの2つ!
考えすぎてしんどくなることをなんとかするには、
「しんどい考えに縛られず、自然と楽しい考えに意識が引っ張られていくような習慣をつけていくこと」
これが大切ということをこれまで述べてきました。
そして、そんな習慣を身につけるポイントは、
1、目の前のことを積極的に楽しんでみる
2、感情をリアルタイムに処理する
3、頭の中の情報をスッキリさせておく
の3つでしたね。
では、上記3つのポイントを押さえるには、具体的に何をすれば良いのでしょうか。
私が行なったことは、下記のことでした。
1、しんどい考えが回り出したらそのままにしない
とりあえず、考えている自分に気づくことがまず大切です。
そして、考えを追わずに、受けて流すんです。
が、結構難しいんですよね、これが・・・
気づけるんですが、意識的に受け流すのが難しい。
なので、私はいつも考えだしたら紙に片っ端がら書き出しました。
自動書記みたいな感じで、考えや思いが降りてくるままに紙に書き出す感じです。
文章校正とか気にしません。
とにかく、気になることがあると、紙に書き出すようにしました。
そして一通り胸の内を書き出せたら、以下のことを行ないました。
具体的には、
・気になることをざっと書き出して、内容ごとに整理する
・それぞれの内容について、事実・自分の考え・感情にわけてみる
・何がどうなれば嬉しいのか書く
・できること、できないことにわける。
・いますぐできることを手帳に書き出す
・実行する
こんな感じです。
問題は何か、どうなれば良いのかを明確にして、今できることを具体的に絞り出してやってみます。
こうして紙に書き出して客観視してみると、考えても仕方がないことていうのも明確になります。
なので、考えても仕方がないことについては、割り切ります。
不思議ですが、書き出して目で見て認識すると、あんまり頭の中でぐるぐる考えることがなくなるんですよ。
面白いですね^^
ちゃんと思考や感情の存在を認めたからでしょうね。
2、自分の考えや感情、体感を大切に取り扱う
私はいつも周りの反応とか、意見や情報に左右されていて、自分というものがあまりありませんでした。
周りに合わせてばかりだったんです。
でも、それを少しずつやめ、自分の中の感情や、浮かんでくる考えを丁寧に拾い上げるようにしてみたんです。
ふっと浮かんだ考えを書き留めたり、苛立ちや怒りなどの感情も自分の中に確かにあるものとして認めるようにしました。
また、嬉しい楽しいといった感情も、さっと流してしまうのではなくてしっかり味わってみるようにしたんです。
例えば、人に話したリ、嬉しい思いや楽しい思い何かカタチとして残してみたり。
さらに嬉しい楽しい部分を探してみたり。
また、やってみたいとこはできるだけ実行することにしました。
以前は、忙しいからとか、今は気になる事があって落ち着かないからという感じで、やりたいことがあってもいつも先延ばしにしていたんです。
でも、ただ待っていても、暇になることも気になる事がなくなることもないんですよね。
なので、予定に組み込んでやるようにしたのです。
こうして体験することを増やしていくと、だんだん行動力があがってくるんですよ。
何かあるたびに石橋を叩きまくっていたのが、そう叩かなくてもさくっと動けるようになるんです。
頭で考えているだけより。行動して自分で体験する方が、はるかに実りがあることがわかりました。
経験が増えるたびにいろんな面で自信もつきますし。
行動するっていっても大きなことをするわけじゃないんですよ。
散歩したり、アロマしたり、過ごす環境を整えたり。
こういった事も、私は落ち着いた状態でないと取り組めないし、楽しめなかったんです。
でも、意識的に自分を楽しませる時間をつくっていくようにしてみました。
するとやっぱり気分が変わるんです。
最初は何をするのも、やりたいけどめんどくさいっていう思いもありました。
でも、だんだん隙間時間でちょっとしたことを楽しむっていうことに慣れてくるんです。
これができると、良い気分の状態が増えますから、考える内容も自然と上向きなことに変わってきますよね。
終わりに
人は無意識にいろいろ考えています。
それは人の脳の機能でもあり、なかなか止めることはできません。
ですが、意識がどこに向いているかにより、浮かぶ考えの内容や質は変わります。
なので、考えすぎてしんどくなることにお悩みであれば、
「しんどい考えに縛られず、気分良くなる考えが自然に浮かぶ習慣を身につける」
これがポイントになるのです。
そしてその方法が、以下の2つ
1、頭の中が整理して、解決できることは解決して問題を減らす
2、身体を動かしたり、五感で心地良い体験をできる時間をつくる
ということになります。
具体的な方法は上記をもう一度読んでみて下さい^^
参考になれば幸いです。