どこの職場にも1人はいる気分屋さん。
機嫌の良い時は対応も穏やかで、とっても関わりやすかったりするけれど、機嫌が悪いと途端に態度がコロッと変わってしまう・・・
どんな人も気分の変動はある程度あるものです。
けれども、機嫌の良い時と悪い時とで、言うことも態度も一転してしまうほどになると、周りの人は戸惑ってしまいますね。
どんな職場でも、報告連絡相談が欠かせませんよね。
経験年数の浅い職員さんなどは、特に確認しておきたいこともたくさんあるでしょう。
人数が少ない職場では、1人1人の職員さんとの関りも密になりますよね。
その密な人間関係の中に気分屋な先輩がいる、仕事へ行くこと自体が憂鬱になってしまうこともあるのではないでしょうか。
関わらなくて済むならその方が良いけれど、そうもいきません。
報告連絡相談を怠った結果、大きなミスにつながったりすれば大変ですよね。
では、どうすればもっと穏やかで楽な気持ちで、気分屋の先輩と関わることができるのでしょうか?
ここでは、私自身の体験をもとに振り返り、精神科ナースとしての知識経験も踏まえ、
「職場の気分屋な先輩への上手な対処法」
をお伝えします。
職場の気分屋さんへの対処法がわからない!なんでそんなにコロコロ変わる?!
職場に気分屋な先輩がいても、関わる機会が少ないのであればそんなに困ることはないかもしれません。
でも、そういう気分屋な先輩に限って何かと用事があったり、関わる機会が多かったりしませんか?
気分屋な先輩が、その職場の中で力のある存在だったりすると、職場全体の雰囲気をも左右しますよね。
気分屋な先輩の機嫌が悪いと、職場に入った瞬間わかったりします。
なんだか、空気がピリピリと・・・
そして、同じ内容でも、機嫌の良い時と悪い時の反応が180度違っていて、
「何でそうするの?!」
と目くじら立てて怒っている、なんてこともあるものです。
これ本当に疲れますね。
どうしてこんなにコロコロと気分が変わっちゃうのでしょうか。
ある意味、気分屋さんは自分の感情に素直な人なのだと思います。
そして、自分がこうしたいと思う通りにしたい。
決して悪い人じゃないんですよね。
職場の気分屋な先輩への対処法!私はこうして楽になりました!
私も以前看護の職場にものすごい気分屋な先輩がいて、いつも反応を気にしていたことがありました。
何か仕事で問題があった時報告しますよね。
でも、その時の気分により反応が大きく違うんです。
怒られるなら怒られるで良いんです。
でも、同じ内容について、気分によって言うことが違うと戸惑いますよね。汗
なので、今日はどんな反応だろう・・・と、報告するまで気が気じゃありません。
報告した後も気を抜けません。
自分のミスで問題が起きたなら、それはしっかりと受け止めて振り返りが必要です。
それはよ~くわかります。
でも、「こう考えてこうしようと思う」みたいな内容の報告で、別に何が間違いとかではない内容もありますよね。
そのようなケースでも、気分屋な先輩の場合その時の気分次第で、怒られたり、簡単にOKが出たりなど、対応が全然違うとすごく疲れちゃいます。
そう、気分屋な先輩の反応を気にして行動しなければならないことに疲れるんです。
気にしなければ良いんですが、気になるんですよね・・・
「今の機嫌はどうか」
「もう少し後の方が良いか」
「怒られないと伝え方はどうすれば良いか」
こんな感じで、職場の気分屋な先輩を中心に動かなければならない状態に疲れるんです。
もちろん、連絡報告相談のタイミングや方法など、考えなしにするのはまずいと思います。
ですが、調べることは調べて、考えることは考えて、最善を尽くした上でのこちらの行動に対しても、先輩の気分次第で反応が変わるとしたら…
これはもう仕方がありません。笑
仕方がないんです。
あなたのせいじゃありません。
仕方がないと、割り切ることが一番です。
とは言え、気分によって言う内容が変わることについては、これはちょっと困りますね。
ですから私は、患者さんへの看護の方法や対応など何か相談や報告した場合には、その相談した内容と結果を、いつも私は文章として残しておくようにしました。
そして、もし後々機嫌の悪い時に何か言われた時には、さりげなくそれを見せて(笑)
こうすると、案外「はっ」となって、対応が穏やかになることもあるんですよ。
まとめ
いろいろと書きましたが、要するに・・・
気分屋さんの気分の波は、なんとかしようとこちらが頑張っても仕方がありません。
顔色は気になるかもしれませんが、気にしたところで何か変わるわけじゃないんです。
それよりも、職場の気分屋な先輩の機嫌とりにエネルギーをとられている間に、他のことがおろそかになってしまっては大変です。
なので、あまり気にせず割り切って、自分にできることに意識を集中させましょう。
連絡報告相談は、もし可能であれば機嫌の良さそうなタイミングを見計らってしたら良いと思いますが、必要に応じて淡々としていきましょう。
職場の気分屋な先輩の気分がどうであれ、やるべきことをきちんとやっていれば、何も問題はないはずです。
本当に大切にしたことにエネルギーを向けていきたいところです。
・・・と以上が、私自身振り返ったことです。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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