アロマテラピー初心者さんの多くがまず手にする精油の1つがラベンダー。
ラベンダーはよく耳にする精油ですし、馴染みやすい人は多いですよね。
ですが、興味をもってアロマテラピーを始めてみたものの、芳香浴くらいしか活用できていないという人も結構いらっしゃるのではないでしょうか?
また、ラベンダーだけじゃなくて、何かをブレンドするか悩むという人もいらっしゃるかと思います。
そんなあなたに私がおすすめしたいのは、ラベンダーとペパーミントの組み合わせ。
ミント系の香りは歯磨き粉やガムなど、日常生活で使うものにもよく用いられているので、比較的馴染みやすい香りではないでしょうか。
この2つの精油の組み合わせ、実は想像以上に便利だったんです!
この記事では、私の実際の活用事例と、それぞれの感想をつづりたいと思います。
※記事で記載している体験談は効果を保障するものではありません。
あくまで個人的な体験、感想になりますので、使用事例の参考としてお読みいただければ幸いです。
ラベンダーとペパーミントは最強ブレンド?!スプレーめちゃ便利!
私がラベンダーとペパーミントをブレンドして使うようになったのは、頭痛緩和の目的が最初でした。
私は、結構よく頭痛になる方だったのです。
でも頭痛があると、お仕事もやりづらいし、ついつい鎮痛剤に頼っていました。
ですが、仕事が不規則でストレスも多い状態の上に鎮痛剤を頻繁に使う状態なので、胃をずいぶん荒らしてしまったのです。
なので、大好きなラベンダーで少しでも頭痛などセルフケアができない?と考えていたところ、書籍で見つけたのがペパーミントとのブレンドでした。
最初は、植物オイルにラベンダーとペパーミントを混ぜて、こめかみなどに塗っていました。
ですが、オイルだとすごくべたべたしてしまい、使用感があまり良いとは言えなかったのです。
特に暑い夏なんかは気持ち悪くて・・・(*_*;
そこで見つけたのが、「アロマテラピーの教科書(著:和田文緒)」という書籍に掲載されていた、頭痛緩和のローションのレシピです。
セリアで購入したガラスのアトマイザー(10ml)に、無水エタノールを少量入れて、ラベンダー2滴とペパーミントを1滴ブレンド。そこに精製水を入れて合計約10mlにしました。
書籍には、もう少し多い分量でのレシピが掲載されていたのですが、10mlのアトマイザーが私には使いやすかったので、少し分量をアレンジしています^^
ローションをスプレーできるようにすると、とにかく便利!
いつでもどこでも気になるところにシュッと吹き付けて使えます。
べたべたもしないですし、慣れれば作成もすぐできちゃいます。
しかも、ラベンダーとペパーミントだと、かなり幅広く活用できることが分かったんです!
具体的にどんな風に活用しているかは次に記載しますね!
ラベンダーとペパーミントのアロマスプレーの活用場面11選!
早速ですが、ラベンダーとペパーミントをブレンドしたアロマスプレーの私の活用場面は、以下の通りです。
1、パソコンなどの作業中のセルフケア
2、頭痛の緩和
3、肩、首、背中の凝りの緩和
4、腹痛緩和
5、花粉症予防と症状緩和
6、風邪予防と症状緩和
7、虫刺されのかゆみ緩和
8、虫よけ
9、車内の匂い消し
10、クールダウン
11、気分転換
1、パソコンなどの作業中のセルフケア
私はお仕事の関係でパソコンをよく使います。また、イラストを描いたり、細かい作業も多いのですが、ついつい没頭して休憩を忘れちゃうんですよね。
でも、以前目の疲れを通りこして、眼精疲労にまでなったのが辛かったので、1時間に1回はきちんと休憩をとるようにしています。そして、その休憩の時にアロマスプレーを使っているのです。
具体的には、首の後ろ、肩、腕にシュッとスプレーし、手でホールディング。
手の温もりも合わさって、すごく良い感じにセルフケアできるんですよ~。
2、頭痛の緩和
強い頭痛には正直歯が立たないですが、頭痛のなりかけや軽めの頭痛であれば、首の後ろ、生え際、こめかみなどにシュッとスプレーして目を閉じて静かにスプレーしたところをホールディングしてケアします。
すると、ペパーミントの清涼感も気持ち良いし、随分楽になるので助かっています。
3、肩、首、背中の凝りの緩和
姿勢などにより肩や首や背中が凝ったりすると、シュッとひと吹きしてやはりホールディング。さらにストレッチをしてほぐしています。
劇的な変化はないですが、スッキリする感じが良いですね♪
4、腹痛緩和
腹痛の原因にもよりますが、ちょっとしたお腹の不快感がある時にも使っています。
お腹痛い時に、直接シュッとすると冷たくてドキッとするので、手のひらにシュッとして、お腹に当てています。
しばらく手を当てて目を閉じておとなしくしていると、少し楽になることがあるんです。
5、花粉症予防と症状緩和
マスクの中にシュッとスプレーしておくと、鼻詰まりや鼻水は随分緩和されて助かります。
ただ、目の方に成分が上がってくると刺激になるので、シュッとしてしばらくはマスクの鼻に当たる分部を押さえたり、目を閉じたりしています。
6、風邪予防と症状緩和
夜寝ている間は口腔内も乾燥しますし、結構風邪引きやすいんですよね。
また、電車などの人込みも、マスクだけでは対応しきれないです。
なので、アロマスプレーをシュッと吹き付けてマスクをかけると、風邪予防を強化できるので助かります。
一度引くと長いので(^^;)
7、虫刺されのかゆみ緩和
夏場は特に蚊ををはじめ、いろんな虫が出ますよね。
そんなちょっとした虫刺されなどの痒みのある時も、シュッとスプレーすると楽になるんです。
ついつい掻いてしまうとすぐ悪化しますから、掻かないで済むのはありがたいですね。
痒みに対するアロマケアについては、こちらにも記載しています↓
8、虫よけ
ペパーミントやラベンダーは虫よけにも役立つ精油なんですよね。
ちょっと忘れていたのですが、スプレーしている時としていない時では、あきらかに虫さされの頻度が違うと感じます。
夕方は愛犬の散歩に出ますので、その時などにスプレーしています。
ついでに愛犬のお家にも^^
9、車内の匂い消し
訪問看護の時は、訪問以外ずっと車内で過ごします。なので、食べ物の匂いとかも籠ってしまうんですよね。
夏は汗臭いとか(^-^;なので、シュッとします。おトイレの後にもシュッとすると爽やかです。
10、クールダウン
夏の暑い時に首筋にシュッとする爽やかで心地良いですね。
体感温度が下がる感じがします。
熱のある時も、首回りにシュッとします(寒気のない段階で)。
11、気分転換
朝目覚めた時、昼食後の眠たい時、何かしていて集中した時などにも首筋にシュッとします。
スキっとして、気分がリフレッシュされるので好きです♪
すごいフル活用でしょ?
工夫次第でまだまだ活用できるかもしれません♪
私がラベンダーとペパーミントを活用する前に確認しておきたいこと
ラベンダーとペパーミントのブレンドは、本当に活用用途が多くてすっごく便利なんです♪
でも、それは適切に使用することが前提!
やはり、使用前にはある程度の知識は入れて方が安心です。
というのも、精油は嗅覚や皮膚などを通して、身体の中に入って作用するものだからです。
天然100%だからこその危険性を理解し、適切な用量・用法での使用、適切な保管は必須になります。
とは言え、慣れてくればそう難しいものではありません。
全精油共通の注意事項と、使用する精油の特徴や注意点を理解しておきましょう。
精油のことを知ると、なかなか奥が深くて面白いですよ♪
ラベンダー
ラベンダーは、全てを浄化してくれる香りで、安全性も高く、皮膚粘膜刺激も穏やかな精油です。
適切な方法であれば、直接原液塗付できることでも知られていますね。
ケガ、痛み、安眠への対処の他、お掃除にも大活躍の便利な精油の1つです。
ラベンダーにもいろいろあるのですが、一番ポピュラーで書籍などでよく紹介されているのは「ラベンダ―・アングスティフォリア(真正ラベンダー)」で、私が使用しているのもこのラベンダーになります。
一度雑貨屋さんで買ったラベンダーが、とてもつんとした匂いで苦手に思ったことがありました。
同じラベンダーでも製造元により香りが違うのだなぁなんて解釈していたのですが、ラベルをよくみると「ラベンダー ラバンディン系」となっていたんです。
ラバンディン系は、アングスティフォリアとスパイクラベンダーの交配種になります。
ですので、ラベルはよく見て購入した方が良いですよ~。
同じラベンダーとついても、ちょっとずつ成分が違ったりして、思う効果が得られないこともあります。
ペパーミント
ペパーミントは、スキッとした香りで、結構馴染みもあるのではないでしょうか。
頭がスッキリとして集中力が高まったり、局所麻酔作用もあるので、痛みや痒みにも役立ちます。その他、通常血圧が上昇する作用をもちますが、ごく少量であればリラックス作用があり、血圧は低下の方向に傾きます。濃度による作用の変化があるのも、ペパーミントの特徴かもしれないですね。
皮膚粘膜刺激は強いので、使用時は注意が必要です。
眼に入ったりしないように気をつけてくださいね!
終わりに
どんなにアロマテラピーが良いと言われても、日常生活の中での活用が面倒だったりすると、なかなか継続して使えませんよね。
でも、アロマは継続することで、その効果を実感出来たり、気づきが得られたりします。
そんな時、アロマスプレーはすごく便利だと私は感じています。
一度作ればあとはいつでもさっと吹き付けるだけでアロマが楽しめますものね♪
そして、ラベンダーとペパーミントの組み合わせは、すごく活用範囲も広くて便利。
私にはもう手放せない精油たちです^^
ここに記載した体験談は使用方法の1例に過ぎません。
合う合わないもありますから、あなたにとってベストなブレンド、使い方を見つけてほしいと思いますが、その際にこの記事が参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。