夜勤明けや訪問看護の際など運転しなければならない看護師さんも多いと思います。
夜勤明けの場合、長時間頑張って仕事をやりきった後はとても爽快感があり、晴れて心地良い天候であればなおのこと気分が爽やかになります。
でもそれと同時に今まで張っていた緊張の糸もぷっつり切れてしまって、途端に眠くなるということも私は何度か経験しました。
帰りの道は慣れていることもあって体で覚えているので道を間違えることもありません。
車に乗った段階ではまだ眠くなくても、眩しい太陽の光にてらされているうちに気がついたらとうととしてしまい、一度事故をしてしまったことがあります。誰も負傷者はいないもののとても恐かったですね。周りの人達へも大変迷惑をかけてしまいました。
事故は自分だけの問題ではなく、誰かを巻き込んでしまう可能性もあります。
公共の交通機関を利用する選択肢もありますが、難しい場合もありますよね。
自分の意思に反して襲ってくる眠気を覚まし、運転に集中できるようにする方法を自分の体験も踏まえて御紹介したいなと思います。
眠気を覚ますツボを押す
眠気を覚ますツボを押すという方法があります。
●中衝(ちゅうしょう)
→中指の爪の生え際から約3mmほど外側にあるツボで、親指と人差し指で挟んで強めに押すと眠気解消に効果があります。
風池(ふうち)
→首の後ろにあり、首の骨から指一本分外側に行った位置の髪の生え際にあります。風池を押すと脳の血行が促進され、これも眠気覚ましに大変効果があります。
ツボ押しはコツが分かるまでは少々効果が得られにくいかもしれません。
息をゆっくり吐きながら適確なツボの場所をいた気持ち良いと思うくらいに押すのが良いです。私は、軽い眠気の時は結構効果があったように感じています。
アロマで眠気スッキリ
私が個人的におすすめなのはやっぱりアロマです(^^)
ローズマリーやペパーミントなどの精油をキャリアオイルで希釈して小さな瓶に入れて持ち歩き(ロールオンタイプが便利)鼻の下など顔に近いところに塗るという方法もあります。
これは、私の経験からも効果は絶大です。
ローズマリーは、カンファ―・シネオール・ベルべノンといった種類がありますが、いずれも意識を集中させてくれます。手に入りやすいのはシネオールだと思いますが、頭をスッキリとさせて集中力をアップさせてくれます。
ペパーミントはガムなどにも使われているので眠気覚ましに効果があるということはよく知られていると思います。
ところが、ペパーミントは使用する量によっては沈静と刺激の両方の作用を持ち合わせています。
ごく少量使うと、不眠の改善に効果がみられたというデーターもあるようです。
肌への刺激は少々強いので多量に使用するのはおすすめできませんがあまりにも少ない量もおすすめできません。
私は、直接瓶から香りを嗅いでいました。これが私には一番よく効きましたね。
目の粘膜への刺激があるので、目は閉じた方が良いです。
ハンカチなどに2~3滴落として香りを嗅いでも良いですし、5ml程度のキャリアオイルに2~3滴混ぜて首やこめかみに塗ったりしたこともあります。
夜勤明けで頭が重い時にもこの方法は効果が得られました。
香りを吸入する場合は、一瞬で終わるのではなく深呼吸してしっかり吸い込むと良いと思います。目が冴えて気分がスッキリとするようなイメージをもって香りを吸い込むのもおすすめです。イメージの効果は侮れません!
ミントガムや硬い物を噛んで眠気を覚ます
スルメイカやおせんべいや昆布など、固いものを噛んで食べると眠気が飛びます。
梅干しも眠気解消に効果的で、その上疲労回復の効果もあります。
最近ではコンビニなどで、乾燥梅干しを購入することも出来ます。
この方法については、私はガムは結構効果を感じました。
メントールの強いガムを選んでよく噛んでいましたが、かなりスッキリとします。刺激でくしゃみも良く出ましたが、夜勤明けでは重宝しました。
するめいかなどの硬い物も良いのですが、私の場合早食いの習慣があったので、するめいかなどでも慣れてくるとあまり噛まずに呑み込めてしまいあまり効果が得られないだけではなく、胃への負担もあったようです。
冷やして眠気とさようなら
暖かくて心地良い車内は眠気を誘います。
ですから、冬などはあえて暖房を切るということも眠気覚ましになります。
また、ぬれたタオルやウエットティッシュなどで顔や首筋を冷やすことも効果的です。
眠気を覚ます音源の活用
大きな声で歌を歌うという方法が効果的という人もいます。
でも歌は途中ですぐやめることが出来てしまうので、私の場合は眠気でだんだん歌声も小さくなり止めてしまうこともよくあります。
眠い中歌うのは結構辛いです(^-^;
できれば強制的に刺激してくれるような方法の方が良いかもしれません。
眠気を覚まして集中力を高めてくれるようにつくられた音源などもありますよね。活用してみるのも一つかもしれません。
コーヒーや眠気覚ましの市販のドリンクを飲む
こちらも眠気覚ましに有名な方法ですよね。
コーヒーは私は普段ほとんど口にしないせいもあってか、市販の缶コーヒーでもかなり効果は得られました。
また、コンビニで売られている、眠眠打破という眠気覚ましのドリンクを飲んでみたこともありますが、非常に刺激的で美味しくはないものの、こちらも私にはよく効きました。
カフェインが眠気覚ましに効果があるとされている理由は、眠気を誘う物質であるアデノシンの働きをブロックすることによります。
でもアデノシンは睡眠をとらずに活動し続けると増えるので、カフェインによるブロックは本当に一時的なものでしかありませんし、疲労の程度によっては効果が得られないこともあるようです。
仮眠をとってスッキリ覚醒!
一番良いのは、仮眠室など使えるようであれば10分15分で良いので仮眠をとることです。
眠くなるのは休息が必要な状態であるという体のサインです。
なので、できればあまり逆らわないようにして、10分程度でも仮眠して脳の疲労がとれると眠気はかなりスッキリします。
私は季節の心地良い時期は、車を動かす前に駐車場で10分だけなど仮眠しました。
仮眠というか、瞑想ですね。目を閉じて呼吸に意識を持っていくと5分10分でも結構スッキリするのです。
仮眠から目覚めてすぐはぼーとするかもしれませんが、仮眠の後にアロマテラピーやミントガム、ツボを押しなどするとより一層効果的であり体への負担も少なくなります。
また、夜勤明けで帰宅してから眠りたい場合や、夕方近い時間にカフェインで目を覚ますと、今度はいざ眠る時に支障をきたす可能性もありますので注意が必要です。
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いかがでしょうか?
参考になれば幸いです☆
最後まで読んでいただきありがとうございました。