年々夏の暑さが厳しくなり、暑さにまいっているのは動物も同じですよね。
ここ数年は7月からでも35度を超える酷暑。
これまでと同じ暑さ対策では歯が立たないような地域も多いですよね。
我が家にも1匹愛犬がいますが、やはりこの暑さによる健康への影響は心配です。
でも外飼いなので、エアコンがないんですよね・・・
今は犬は室内で飼う方向ですよね。
とは言え、さまざまな事情により外で過ごしているわんちゃんも少なくないはず。
そんな外飼いわんちゃんの暑さ対策はいったいどうすれば良いのでしょうか。
犬の暑さ対策グッズはいろいろとありますが、外では使いにくいものも多いですよね。
それでも愛犬のため、いろいろ知恵を絞って、出来る限りのことをやってみました^^
愛犬が外飼いで、暑さ対策に悩まれている人にきっと参考になるはず!
追記:2023年現在、愛犬も老犬となり、いろいろ考えた結果玄関内での暮らしに移行しています。
もし良かったら、こちらもご覧ください↓
犬の暑さ対策は屋外だと難問いろいろ・・・ポイントは?
犬の暑さ対策を屋外でする時、やはりポイントはいかに日陰をつくるかではないでしょうか?
良いのは自然の草木による日陰が一番涼しいですよね。
でも、この夏の暑さの中では、草木があまり多いと虫が集まってきます。
例えば毛虫やムカデだとか・・・
毛虫やムカデなどの虫からも愛犬を守りたいので、やはりこまめに草木は取り除いていきたいところです。
となると、人工的に日陰をつくってあげるようになりますね。
でも、愛犬の犬小屋を置く場所とか、いろいろな加減で日陰をつくるのが案外難しかったりしませんか?
我が家でもだいぶ悩みました。
道具はいろいろありますよね。
よしず、すだれ、サンシェード、寒冷紗などなど。
でも、それらをどう設置するかがすごく問題でした。
結局我が家では今のところ、使い勝手も考えると、サンシェードと遮光ネットで落ち着いています。
工夫次第で、いろいろな場所に設置できますよ!
参考までに、私のところではどうサンシェードと遮光ネットを設置したかをご紹介したいと思います。
1、サンシェード
うちの愛犬は大きめの中型犬で、犬小屋もやや大きめです。
それをカバーするサイズのサンシェードをホームセンターで見つけました。
棒でしっかり支えられるタイプのものなので、固定を安定させられました。
窓枠に上部を固定して、地面側の棒はブロックで固定しています。
もちろんブロックはなくても大丈夫なのですが、台風の時はブロックのおかげで強風に耐えてくれました。
2、遮光ネット
2019年の夏は、上記のサンシェードに遮光ネットもプラスしました。
うちの愛犬の犬小屋はテラスの下に設置しています。
ただ、テラスの屋根部分は断熱素材というわけではないので、暑いんですよね・・・
ということで、二階の窓のところからテラスの屋根ごと覆うように、遮光ネットを垂らしてみました。
すみません・・・
ちょっとわかりにくいですよね(^^;)
二階の窓から遮光ネットを垂らした様子で、このネットの奥には犬小屋があります。
遮光ネットの中の様子はこんな感じ↓
画像の右上に見えてる斜めの茶色いのがサンシェードです。
サンシェードと遮光ネットの2重使いで、かなり熱は遮断されていると思います。
後で気づいたのですが、ダイソーには4m×88㎝で75%の遮光ネットが200円で売られていて、なかなか使えます。
室外犬の暑さ対策はこれでばっちり!手作りクーラー
外の場合電気が使えませんから、できることが限られているんですよね。
暑さ対策グッズはいろいろありますが、外では使えないものも多いです。
でも、大事な愛犬のためにいろいろ考えてみました^^
効果的と思ったものをご紹介しますね!
1、冷却シート
ホームセンターに行くと、こんな冷却シートを見つけました↓
室内外で使えるとあったので、日陰で風通しを良くすれば、効果的に使えるかなと期待して。
犬小屋の床に敷いてみると、愛犬はいつも気持ち良さそうに寝転んでいます。
水で冷却できるタイルなども売られているのですが、すのこだとか、硬めの板などの上ばかりでいると、ひじあたり(?)の毛がすれて抜けちゃったことがありました。
でも冷却ジェルならやわらかいので、大丈夫みたいです^^
ただ、冷却ジェルは、愛犬の体温ですぐぬるくなってしまいます。
そのまま使用していると、かえって体に熱をこもらせてしまう心配も・・・
そのため、犬小屋の床にすのこなどを置いて、その上に冷却ジェルシートを敷くなどして風通し良くしておくと良いかもしれないですね。
また、冷却シートを2枚用意して、我が家ではこまめに交換し、ひんやりが持続するようにしました。
1、手作りクーラーその①
エアコンはちょっとつけられないのですが、どうにか犬小屋や周辺を涼しくできないかなと試行錯誤。
そんな時、ネットで得たヒントが、保冷剤の活用でした。
冬場は、私は湯たんぽを愛犬の小屋の中に入れて保温するのですが、夏は保冷剤などで簡易のクーラーを設置したらどうだろうかと思ったんです。
具体的には、100均で購入した幅10センチ程度の本や雑誌の収納に使うボックスの中に、保冷剤や水を凍らしたペットボトルなどを入れて、愛犬の小屋の端に設置する方法です。
保冷剤は、万が一愛犬が食べたり噛んだりしたらいけないので、スーパーの袋に包んでわかりにくくしました。
保冷剤は、お菓子屋さんとかでお菓子買った時にいつも貰っていたのでたくさんあるんです。
どんだけお菓子食べたんかっていうくらい保冷剤には困っていません。笑
ただ、小さい保冷剤をごろごろ入れるのも扱い辛いので、飲み終わったペットボトルに水を入れて凍らせたものもいくつか用意しています。
これなら、中身が水なので、愛犬が万が一噛んでも少なくとも水に関しては大丈夫かと。
氷が溶けてくると周りに水滴ができてしずくがぽたぽた落ちるので、おしっこシーツを下に敷いて対応しました。
夏場は虫もわきやすいし、においもこもるので、小屋の中の掃除も欠かせませんね。
2、手作りクーラーその②
2019年の夏から始めたのですが、冷気の出るクーラーを手作りして犬小屋の入り口近くに設置してみたんです。
これがなかなか良くて^^
ダイソーのクーラーボックスに凍らせたペットボトルや保冷剤を入れて、小型扇風機で冷気を拡散する方法です。
ダイソーのクーラーボックスの後には小型扇風機が風を送り込む穴をカッターで開け、クーラーの前側は冷気の吹き出し口をカッターでつくりました。
保冷剤や凍らせたペットボトルをあまりぎゅうぎゅうに詰めると、冷気が拡散しにくいみたいです。
なので、程良く隙間を開けて入れました。
小型扇風機の風は、小さいけど結構パワフル!
私が使っているのは、フル充電・最大風速で連続使用5時間程度です。
ですが、フル充電しておけば、24時間以上連続使用できるものたくさんもありました^^
最大モードだと、わんちゃんにはもしかしたら少しうるさいかも。
なので、中くらいのモードで使ってますが、冷気を拡散するには十分だと感じます。
また、角度も360度自由に動かせるし、クリップで好きなところに固定できるので、工夫次第でかなり便利!
大きい犬小屋であれば、犬小屋内に凍らせたペットボトルでも入れて、室内のどこかに扇風機を固定して空気を循環させれば随分涼しいのではないでしょうか。
その場合、そよ風程度のモードでも十分かなと思います。
犬小屋内で使うと扇風機の音が響くでしょうし。
ところで実際どれくらい涼しいの?
うちの愛犬は中型~大型の間くらいの大きさなので、小屋の中も人間の上半身くらいは入ります。
なので、ちょっと室内がどんな感じか確認してみましたが、クーラーからひんやり心地良い冷気が感じられました^^
床に敷いている冷却シートも、日陰&クーラーのおかげもあってか、ひんやり感を持続できているようです。
また、保冷剤や凍らせた水入りペットボトルのクーラーですが、朝6時半くらいに入れて夕方18時くらいにまた交換しています。
およそ12時間近く小屋の中に入れっぱなしですが、37度と言われていた酷暑の日でも、かなり冷たい状態を維持できていました。
愛犬の様子をみていますと、日中の大半小屋で過ごしていたので、やはり居心地は決して悪くないのではないでしょうか。
まとめ
さまざまな事情により、愛犬を室内ではなく外飼いになるご家庭もありますよね。
いろいろなことを考えると、私も本当は愛犬を室内に入れたいんです。
でも、昔って犬を外で飼っている人が多くなかったですか?
なので私は、犬にとっては外で暮らす方が良いのだと思っていました。
ところが、最近は犬の飼い方の本などを読むと、室内で飼うべきと書かれているものもよく見かけます。
なので、愛犬を室内に入れることも試みてはみました。
でも、もう外での暮らしに馴染んでしまっているんですよね。
例えばおトイレとか。
雪や台風で外が荒れているような時は、玄関先に入れたりするのですが、どうもおトイレができないみたいです。
それに、なんとなくそわそわするみたいで、ドアを開けると庭に嬉しそうに飛び出すんです。
なので、無理して家に入れるのではなく、外でも快適な生活空間をつくってあげたいなと思っています。
外だとできることが少なそうな感じにも見えますが、工夫次第で愛犬の住まい環境を涼しく心地良く整えることはできそうです。
ポイントは、日陰と風通しですね。
これらを確保した上で、さまざまなグッズ類を活用すれば、効果的に涼しくすることができました。
あと、新鮮なお水が冷たい状態でいつも飲めるようにしておくのも大事ですよね。
大切な愛犬と一緒に、暑い夏を元気に乗り切りましょう!