悩みが頭から離れなくて苦しい。
解決のためにあれこれするけど状況が変わらない。
先が見えなくて焦りと不安ばかり募る。
このような状況は、本当につらいですね。
悩みを解決できない不安や焦りから自分を解放する方法があります。
それは、多くの人が見落としがちで、後回しにしがちな方法でもあります。
でも、とっても重要で一番効果的な方法・・・
この記事では、最短で悩んで苦しい状態から抜け出す方法を、私の体験とともにご紹介します。
ぜひ、最後までお読みいただければ幸いです。
悩みを解決しようともがくほど物事は複雑になる
最初に結論を話します。
最短で、悩んで苦しい状態から抜け出すために、まずすべき大事なこと。
それは・・・
「自分自身の内側を整える」
ということです。
そんなことをしている余裕はない!
この悩みが解決しないと、自分のケアなんてできない!
そう思う人もいらっしゃるでしょう。
実際、私も、あまりに悩んでいると、「自分どころではない」という気持ちになります。
それでも、やはり自分を先に整える方が、圧倒的に解決が早くスムーズであることも、体験を通して今は理解しています。
悩んでいる時に本当に問題なのは、悩みにとらわれて苦しくなることではないでしょうか。
外側で起きている特定の現象を問題ととらえ、どうにか変えようともがいたり、気持ちが振り回されて、本来の自分を見失ってしまうのですね。
自分の外側で起きていることを、直接変えることはなかなか難しいものです。
ですが、自分の内側であれば、自分で整えることが可能です。
内側が整えば、悩みの9割は解決と言っても過言ではありません。
実は、少し前、とても悩んでいたことがありました。
それは、愛犬のことです。
もうすぐ16歳になる愛犬は、15歳を過ぎたくらいから、鳴く・吠えるが増えはじめました。
起きている時に、知らない人や動物が近くを通れば、前から吠えることはありました。
ですが、そうではない時に、訴えるように鳴くのです。
老化にともなう様々な症状や、できないことが増えたなど、つらい部分が多々あるのでしょう。
もともとこわがりさんであり、老化が進んだ今、不安でいっぱいなのかもしれません。
トイレや空腹などの生理的な欲求への対応、触れ合いの時間を増やしたり、環境を整えるなど、あらゆる手をつくしました。
ネットや本で調べまくり、あれこれ頭を悩ませました。
しかし、そうするうちに、1つまた1つと悩みが増えていったのです。
難しく考えすぎて、悩んでいなかったことまで、悩みに変わっていきました。
すると、愛犬の鳴く・吠えるもどんどん増えていき、日中のほとんどの時間を愛犬に付き添わなければならない状態に・・・
仕事も好きなことも手につかず、食事は流し込み、トイレさえ落ち着いて行けないのです。
幸い、夜は寝てくれていました。
ですが、日中はあまりに鳴いて吠えるので、ご近所への影響もとても心配でした。
そのため、誰かに何か言われたわけでもないのに、ご近所から冷たい目でみられているような気がしたり・・・
愛犬のストレスも心配ですし、この状況はいつまで続くのかという不安もあり、気持ちが追い詰められていきました。
そんなある日、犬の本で、「飼い主が幸せだと愛犬も幸せ」という内容が目に留まり、ハッとしました。
「今現実に起きている現象は、私の内側の表れなのだ」と、思い出したのです。
それは、前から知っていることでしたが、見えている現象にとらわれ過ぎ、本質が見えなくなっていたなぁと思います。
結局これが一番早い!今ある悩みを解決する具体的な方法
何かに悩んでいる時、目の前の状況が大変な時、つい自分のケアは後回しにされがちです。
ですが、悩んで苦しい時、余裕がない時こそ、自分を整えることは重要です。
具体的には、以下のことがおすすめです。
1、自分をゆるめてあげる
2、現状、考え、感情を整理する
続いて、私が行なっている方法をご紹介します。
1、自分をゆるめてあげる
これはシンプルに、リラックスさせてあげることです。
心と体がふわっとゆるむ時間をもつのです。
私の場合、大好きな絵を描いたり、愛犬と触れ合ったり、レイキやアロマ、瞑想などをするとふんわりとできます。
ただ、今回の愛犬に関してのお悩みでは、ゆっくり1人になる時間があまりとれない状態でした。
そのため、道具不要で隙間時間に行なえる瞑想やレイキをたくさん行ないました。
愛犬とそばで過ごしながら、自分と愛犬にレイキをしたり、目を閉じて呼吸に集中してみたり。
ただ、最初は悩み過ぎて苦しかったので、レイキヒーラーさんのお力も借りました。
専門家のセラピーやヒーリングなどを受ける場合、悩みそのものを解決してもらえることは期待しません。
そうではなく、本来の自分を取り戻すためのきっかけとして力を借りるというスタンスがおすすめです。
その方が、結果的に効果が出やすいです。
レイキは、専門的に学ぶ方がより使えますが、そうでなくても多少は使えます。
瞑想は、場所やタイミングを選ぶ必要があるとか、手順を踏まないといけないなど、難しく捉えている人も多いですが、そんなこともありません。
とにかく、方法は何でも良いので、自分の心と体をゆるめてあげましょう。
2、現状、考え、感情を整理する
自分をゆるめるとともに、現状を整理することも重要です。
悩んでいる時は、特定の考えにとらわれていたり、解決策を探す中でたくさんの情報に触れて振り回されたりしています。頭の中が混沌としていて、悩みの本質や本当はどうしたいのかといったことが、見えなくなってきることがほとんどでしょう。
その状況では、的確な判断や選択は難しく、広い視野で柔軟に物事をとらえることができず、本当に必要な情報やチャンスをキャッチすることもできません。
どんどん考えが膨らみ、悩みがより大きく、複雑になっていきます。
解決から、遠ざかるばかりか、より苦しくなりますね。
そのため、現状を整理することが大切なのです。
私は、紙に書き出します。
今回の愛犬の悩みの場合、起きている出来事を順番にあるがままに書き出しました。
そして、愛犬の鳴く・吠えるが激増したことで、何が心配なのか、どうしたいのかなど、思っていることを全部書きました。
書き出したことで、悩みを俯瞰してみることができました。
そして、見えてきた私の想いは、「愛犬も人も安心して穏やかに過ごせるようになる」という、シンプルなことでした。
自分をゆるめ、現状を整理することにより、自分の中にゆとりがでてきました。
それにより、現実の見え方が変わりはじめ、解決を焦っていた愛犬の悩みが、そう気にならなくなってきました。
そして、落ち着いて、ゆったりとした気持ちで向き合えるようになってきたのです。
ご近所さまが、あたたかいお言葉をかけてくださったり、お世話になっている獣医師さんが親身に相談に乗ってくださったり、光が見えました。
私の内側の変化とともに、愛犬の様子も少しずつ変化がみられるように。
愛犬は、よく鳴いてはいるものの、表情や鳴き方が穏やかになっていきました。
そして、私も仕事ややりたいことをするタイミングを上手に見つけられるように。
終わりに
大切なことほど思い悩み、解決を急いでもがき、より状況が複雑になることはよくあることだと思います。
ですが、今ある現実は自分の内側のあらわれ。
悩みで頭いっぱいになると、自分自身のケアは後回しになりがちですが、そんな時こそ、自分の内側をまず整えることが大切です。
そうすることで、まず、現実の見え方が穏やかでゆとりあるものに変わります。
実際の外側の状況は、変化するまでに時間差があるでしょう。
それでも、ゆったり構え、適切に物事を選択できるようになり、悩みと感じていたことは自然に解決に向かうはずです。
要点をまとめた動画も作成しております。
良かったらご視聴ください↓
最後まで読んでくださりありがとうございました。
参考になればうれしいです。