仕事を辞めたものの、後悔が押し寄せてきた。
このように悩まれている人も、少なくないかと思います。
でも、辞めてしまった後に後悔してもどうしようもない・・・
どうしようもないとはわかっているけど後悔が消えないんですよね。
また、どうしようもないとわかっているからこそ、どうすれば良いのかともがく。
本当に、目の前が真っ暗になる人もいらっしゃるでしょう。
でも、後悔している間にも時は流れ、生活は続きます。
ですから、なんとか前を向くしかありませんよね。
そうは思うものの、何からして良いものやら・・・と悩まれているのではないでしょうか。
そんなあなたの気持ちが楽になり、前を向いていけるよう、今すべきことを具体的にお話しますね。
大丈夫。
ちゃんと抜け出せますよ^^
仕事を辞めた後になって後悔。今さらどうすれば良いの?
実は仕事を辞めてからの後悔、私も経験があります。
やりたいことがあったのと、家庭の事情と、正直人間関係や仕事量など心身ともにきつくなってという理由で辞めました。
辞めてすぐは良かったのです。
ところが、その後しばらくして後悔がどっと押し寄せて・・・
私は、職場を合計3回辞めています。
そして、実はその都度後悔しました。笑
程度の差はありましたけどね。
振り返ってみると、
・新しい職場のやり方になじめず、前の職場の良いところが走馬灯のように思い出されてしまった
・今後の働き方、生き方を模索する中で上手くことが進まず先が不安になった
・これまでやってきたことが水の泡になってまったことに気づいた
・新しい環境でもっとしんどかったらどうしようという不安がでてきた
・退職後次の仕事なり働き方を見つけるまでにはタイムリミットがあった(金銭的になど)
・仕事をしていない自分が世間に責められているような気がした
3回の退職後は、すぐに就職した時とそうではない時がありましたが、全部ごっちゃにピックアップしています。
あなたはいかがでしょうか?
上記に上げた内容に当てはまることがあるという人もいらっしゃるかもしれませんね。
「仕事をしていない自分が世間に責められているような気がした」
とありますが、これは何も仕事をしていない人が無価値だと言っているわけではないんです。
私は、看護師のお仕事をしていることで、人からすごいね、えらいねなんて言われることがよくあったのです。
なので、自分の価値を認めることができずにいた私にとって、看護の仕事をしていることだけが唯一自分の価値を確認できるものだったのですね。
また、仕事をしている最中はしんどくて、周りをみることもできませんでした。
ところが、仕事を辞めたことで時間ができ、周りのいろいろなものが見えだしたのです。
例えば、しんどくても大変でも毎日頑張って仕事している人の姿とか。
そういうのを見ていると、だんだん自分が弱く情けないような気もしました。
なので、どうしてもう少し頑張れなかったのかとも責めたのです。
とは言え、もう仕事は辞めてしまった後です。
「今さらどうすれば良いの?」
と困惑する気持ちと、
「後悔している場合じゃない。前にすすまないと・・・」
という焦りとで、気持ちが混沌としていたことがありました。
仕事を辞めたことはいくら後悔しても仕方がない!今すべきことは?
後悔しても仕方がないとは思いつつ、後悔せずにはいられない思いもありますよね。
それでもやっぱり、後悔しても仕方がないんです。
まずは、そこを受け止めること。
これが今すべきことなのです。
辞めてしまったことを今さらなかったことにはできない。
ここをしっかり認識することが重要なんです。
その上で、現状を整理するのです。
ちなみに、私は当時は仕事を辞めたことで後悔ばかりしていましたが、今は全くそれはないです。
それは、今自分が納得する働き方ができているからだと思います。
もちろん、今は今でいろいろと悩むこともありますよ。
でも、落ち着いて決めて、自分で1つ1つ行動し、今の働き方に至った。
そのことで、私はこれまで仕事を3回辞めてきたことに対する後悔というのは、もうないのです。
ある意味、時間が解決してくれます。
そのためには、これからどうするかが重要なポイントになるのです。
まずは、冷静に現状を整理することです。
ところで、辞めた職場への出戻りはあり?なし?
あと、今は仕事を辞めたことに後悔しているかもしれませんが、その時はそれが最善の選択だったんですね。
その時が、その選択が必要だったんですよ。
それでも、やっぱり前の職場を辞めたことに後悔してしまうという場合には、ちょっと考えてみてください。
その仕事に戻った自分を。
気持ち新たにやっていけそうだというのなら、出戻りにはなりますが、職場に相談するのも1つでしょう。
場合によっては、また雇い入れてもらえるかもしれません。
私も、働き方は変わりましたが、以前の職場でまたお仕事させていただいています。
結果、以前とは違い、かなり自由でのびのびを働かせていただけ、感謝しています。
なので、私は出戻りが悪いとは思いません。
辞めたことで、前向きな気づきが得られることもありますし。
上手くいかない場合もありますが、うまくいくケースも結構知っています。
ただ、その場合は、
・その職場で働く際に何が問題だったのか
・何が改善されればうまく働けそうなのか
このあたりを明確にして、対策することが重要です。
前と全く同じ働き方だと、やはり同じしんどさを味わうことになるかもしれないですものね。
それさえしっかりできれば、新し職場で一から覚えたり、関係を構築するよりも、働きやすくなる可能性も多分にありますよ!
後悔するということは、辞めた職場にも良いところがあったからだと思います。
良いところが一つない職場であったり、あまりにもひどい職場であれば、後悔の念もわかないでしょう。
後悔するということは、何らかの対策で上手く働ける場所になる可能性を秘めているということでもないでしょうか。
まとめ
仕事を辞める理由は人それぞれ、後悔する理由も人それぞれ。
ですが、辞めてしまったものは仕方がありません。
とりあえずは一旦そのことを受け止めることがスタートになります。
というのも、後悔ばかりが頭をぐるぐるしている状態では、客観的に現状を整理する事もできませんし、次の判断も誤ってしまいます。
その上で、「辞めた理由、現状、次に望むこと」これらを整理してみることが大切。
後は、少しの勇気です。
押さえるところさえ押さえて次に進めば、大丈夫。
私は、今になって思えばどの職場からも得たものがありました。
辛いこともありましたが、楽しいこともありました。
ですから、辞めた職場は、時がきて辞めるタイミングだったのだと思っています。
あなたも、今ある仕事を辞めたことへの後悔が軽くなり、スッキリと前に進めることを心より願います。